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【CeBIT 2001 Vol.5】“iモード”と“FOMA”でDoCoMoブランドの浸透を――ドコモ初の単独出展

2001年03月23日 19時53分更新

文● 編集部 佐々木千之

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22日に開幕したCeBIT 2001では、(株)NTTドコモが初めて単独で出展、世界で唯一成功している商用携帯電話向けインターネットサービス“iモード”と、世界に先駆けて開始する3G携帯電話サービス“FOMA”を武器に、ヨーロッパでの知名度向上を目指している。

iモードとFOMAをアピールしているNTTドコモブース
iモードとFOMAをアピールしているNTTドコモブース。日本の広告代理店がブースの設営もしたのか、ここだけはブースの作りも日本的。説明員もほとんど日本人で日本での展示会と勘違いしそうなほど

NTTドコモがCeBITに出展するのは'99年にNTTグループの1社として出展して以来2度目。'99年当時も日本が最初にIMT-2000サービスを提供するとして、IMT-2000端末のコンセプトモックアップを展示していたが、ブースの場所が比較的人通りの少ないところだったことと、ヨーロッパでの知名度の低さからあまり注目されていなかったようだ。今回NTTドコモは、ブースの場所も、プレスセンターに近い中心部の16番ホールに確保している。IMT-2000はサービス名FOMAとして、おそらく5月に投入するであろうリアリティーのある端末のモックアップと、2000万人のユーザーを要してその名をとどろかせたiモード端末およびそのエミュレーターを展示している(実際に電波を発信してデモンストレーションを行なうのは困難なため)。

NTTドコモブースのステージ
NTTドコモブースのステージで、将来のサービス構想を説明するロボットと博士(?)。ロボットの胸のディスプレーには“FOMA”の文字が流れる

キャリアーの力が圧倒的な日本と異なり、ヨーロッパではキャリアーと端末メーカーの力関係が拮抗しているため、新たなサービスの導入が難しいとされるが、携帯電話向けインターネットサービスであるWAPが低迷する中で、大成功を納めたiモードには、スウェーデンのエリクソン社、フィンランドのノキア社といった巨大端末メーカーは非常に注目している。おかげで、各社の記者発表では、携帯電話のこれからのサービス例として必ずと言っていいほど“iモード”とその普及ぶりが紹介され、NTTドコモに注目が集まりつつある。NTTドコモはイタリアテレコムをはじめとして、ヨーロッパのキャリアー各社と提携を進めており、このCeBITで技術や名前を売り込みたいところだ。

かなり実機に近いと思われるFOMA端末かなり実機に近いと思われるFOMA端末。右上に“T”とあるのが見える
右側にはSDカードスロットを装備
右側にはSDカードスロットを装備
下部には“Bluetooth”のロゴ入り
下部には“Bluetooth”のロゴ入り
折り畳み型のFOMA端末折り畳み型のFOMA端末。ちょうつがい部分にカメラが装備されている。松下通信工業(株)のブースにも同型のモックアップが展示
動画像付き通信が可能(?)なキーボード付きFOMA端末
動画像付き通信が可能(?)なキーボード付きFOMA端末。右上に“SH”の文字が見える
ストレートタイプとPCカードタイプのFOMA端末
ストレートタイプとPCカードタイプのFOMA端末。情報筋によると、これが最初に投入される製品の可能性が高いという。こちらも松下通信工業のブースでも展示されていた
もう1つの折り畳み型FOMA端末
もう1つの折り畳み型FOMA端末。Nシリーズによく似ているがアンテナ内蔵タイプ
503シリーズ唯一の未発売品『P503is』のモックアップ
503シリーズ唯一の未発売品『P503is』のモックアップも展示
iモードエミュレーター
こちらはiモードを大画面で体験できるiモードエミュレーター。海外で何度か展示しているがドイツ語版は初めてとか
広末涼子が表紙のカタログだが、英語版
広末涼子が表紙のカタログだが、英語版。もしやレアものか?

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