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【CeBIT 2001 Vol.11】Linux端末がいっぱいその1――シャープ編

2001年03月26日 21時31分更新

文● 編集部 佐々木千之

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開催中の“CeBIT 2001”のシャープエレクトロニクスヨーロッパ社ブースでは、日本で23日に発表された、Linux搭載の海外向けZaurusの技術展示を行なっている。ビデオやオーディオプレーヤー、メーラー、ブラウザーなどが動作していた。

実際のところ、この展示は“Zaurus”という名前の製品ではなく開発中の“MultiMedia Tool Prototype”とされている。OSはLinuxで、米サン・マイクロシステムズ社から提供を受けたJava(Personal Java)を搭載している。

“MultiMedia Tool Prototype”のデモ“MultiMedia Tool Prototype”のデモ。画面はビデオ再生プレーヤー

各アプリケーションのインターフェースはそのまま販売できるのではないかというほど、完成度が高いように感じられた。CeBITで展示されているほかのどの携帯端末と比べても、液晶ディスプレーに関しては群を抜いて美しいこのプロトタイプに見入る来場者も多かった。

メール内容を表示させたところ
同じくデモ画面。こちらはメーラーでメール内容を表示させたところ。液晶ディスプレーが240×320ドット6万5000色表示なので、細かい文字もきれいに表示されていた

また、この展示が行なわれていたすぐ横では日本語版Zaurus上で、動画像の再生デモが行なわれていた。一見、「ああ、ZaurusのMPEG-4ビデオの再生デモか」と思ったのだが、これが間違いだった。これは日本の(株)オフィス ノアが開発した“Nancy”(ナンシー)と呼ばれる動画像コーデックのストリーミング再生デモだった。

“Nancy”による動画再生のデモこれが“Nancy”による動画再生のデモ。静止画で申し訳ないが、Nancyについて詳しくはオフィス ノアのウェブサイトに掲載されているのでそちらを参考にしていただきたい

ZaurusのMPEG-4ビデオ再生をごらんになった方ならおわかりのように、いまのMPEG-4ビデオ再生機能は滑らかに再生するというにはちょっと厳しいレベルだ。それがこのNancyのデモでは、ずっときれいに再生されていた。再生動画像に引っかかりがないわけではないが、ZaurusuのMPEG-4ビデオ再生と比較して、倍近いフレームレートと説明していた。

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