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Domino for Linux徹底紹介

1999年10月21日 00時00分更新

文● 吉川

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 インストールが終わったら、次はサーバのセットアップだ。ここではおもに2つの手順に分かれる。

  1. コンソール上で、Webベースでセットアップするスクリプトを起動
  2. Webブラウザで起動したDomino R5にアクセスし、GUIによるDomino R5のセットアップを行なう

といった手順である。

Domino R5のデータディレクトリ“/local/notesdata/”をカレントディレクトリにし、そこからDomino R5のプログラムディレクトリ“/opt/lotus/bin/”にある、httpスクリプトに引数httpsetupを渡して起動する(/opt/lotus/bin/http httpsetup)。“notesdata”の中には、Domino R5の設定が記されている「notes.ini」が格納されている。Domino R5の実行時は、このnotes.iniが参照されるため、カレントディレクトリをnotesdataにしておかないとnotes.iniが参照できない、とエラーメッセージが出る

Domino R5が起動。「libjitc.so」がない旨のエラーメッセージが表示される。libjitc.soのエラーは、無視しても大丈夫だが、気になるのならば、“http://notes.net/r5linuxforum.nsf/”にアクセスして「libjitc.so」で検索すれば情報を得られる

Webブラウザを起動し、“http://Domino R5のサーバ名:8081”、つまりDomino R5をインストールしたサーバのポート8081にアクセスする。ここまで来れば、Windows NTのDomino R5のセットアップと同じ手順で進めて行くだけ

プロトコルなどの設定

サーバ名などの設定。最上段の“DomainName”は、インターネットのドメインではなく、Dominoの管理単位である「ノーツドメイン」名。単一のマシンでテストするだけなら、適当な名前を入れておけばよい。詳しくは市販されているDomino R5の参考書を見ていただきたい

“NetAddress”欄には、ホスト名を入力する

すべての設定が終わると、Domino R5は最終調整に入る

すべてのセットアップが終了し、“Congratulations!”の文字が

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