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SaaSは果たして使えるか?

経費削減のカギになる!? SaaSってこういうこと!

2009年03月05日 06時00分更新

文● デジカル・田口和裕

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 2006年頃からSaaS(サース:Software as a Service)という言葉がIT業界で注目を集めている。

 SaaSとは、ソフトウェアをパソコンにインストールせずに、インターネット越しに利用する新しいサービスだ。Webブラウザーなどで専用のサイトにアクセスし、経理や顧客管理といったシステムを利用する。利用料金は、月額使用料として支払うケースが多い。月額使用料といった形で収入を得る新しいサービス形態のことだ。

 では、SaaSのどこが新しいとされているのだろうか。

これまでのソフトウェア

 SaaS以前のソフトウェアは大きく分けて以下の2種類の形態で利用されていることが多かった。

「スタンドアロン」での利用

Microsoft Office 2007
パッケージソフトの代表といえる「Microsoft Office 2007」

 「スタンドアロン」とは、ソフトウェアをユーザーのパソコンに直接インストールして利用する形態。パソコンショップなどで売っているいわゆる「パッケージソフト」と呼ばれるものは、ほぼこの形態だ。基本的には、利用するパソコンの台数分のソフトウェアパッケージ(もしくはライセンス)が必要となる。

 「Microsoft Office」のような汎用ビジネスソフトや、画像処理ソフト、財務管理・給与計算ソフトなど多くのソフトがこの形態で利用されている。

LAN・イントラネットでの利用

サイボウズOffice 8
グループウェアの「サイボウズOffice 8」。体験版も用意されている

 ソフトウェアを社内(もしくはデータセンターなど)に設置したサーバーにインストールし、ネットワークで接続された複数の端末から利用する形態。複数のユーザーが情報を共有する目的で利用することが多い。「サイボウズ Office 8」のような電子メール、スケジューラー、ワークフローなどが組み合わされた“グループウェア”と呼ばれるソフトが代表的だ。

 また、企業が自社の業務内容にあわせ、「SIer」と呼ばれるシステム会社に依頼してオーダーメイドで開発するソフトウェアも、多くはこの形態で利用されている。


 次ページ「SaaSはこれまでのソフトと何が違うの?」に続く

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