送った画像をプレビューできる
Word、Excel、PowerPoint、PDFといったファイルなら、iPhoneのServersMan上でプレビューできるので、例えば自宅から会社に向かう途中の電車で中身を確認するということも可能だ。
現状ではiPhoneのディスク容量がそもそも最大16GBと少ないため、大量/大容量のファイルをやり取りする用途には向かない。また、無線なので有線に比べてどうしても転送速度が遅い。試しに210MBの動画ファイルを同じ無線LAN内にあるパソコンからウェブブラウザー経由でiPhoneに送ってみたところ、転送に30分近くかかった。
ファイルを送受信する前にServersManを起動しなければいけないというのも、ちょっと面倒かもしれない(ただ、これはソフトをバックグラウンドで動作させられないというiPhoneの仕様のようだ)。
そうした諸注意はあるものの、自分がどのネットワークにいるかを気にせずに、無線でiPhoneとファイルをやり取りできるというのはとても気楽でいい。ちょっとしたデータを受け渡すUSBメモリーとして活躍してくれるはずだ。