前編に続き、後編では「ゲーム」と「その他」のアプリを紹介していこう。iPhoneでは、内蔵のセンサーやタッチパネルをうまく活用したゲームが続々と登場している。指で画面をタッチしたり、iPhone自体を傾けたり、ときには振ったり……。既存の携帯ゲームにはない楽しさをぜひ味わってほしい。
その他、注目したいのは、小粋なジョークアプリ、役に立たないけど眺めているだけで楽しいアプリが異常なほど充実しているという点(この状態のApp Storeを見て、「まるでMac OS 9時代のよう」と評する人もいる)。iPhoneを人に見せびらかす際は、いくつか見つくろってインストールしておくといいだろう。なお、ソフトのインデックスについては、前編に追加した。
*各ソフトのヘッダーについて
各ソフトのバージョン/価格/機能は、執筆時点のものです。記事公開後に最新版がリリースされ、機能が変わっている可能性があります。
ゲーム
上海 1.0.1
作者:サン電子
価格:1200円
まさにiPhoneのために作られたといっても過言ではないのが、この「上海」。高く積まれた麻雀牌から、同じ絵柄ものを揃えて消していくという単純ルールだが、画面をタップしてダイレクトに牌を選べるのがとても気持ちいい。ゲーム中、「MENU」の「オプション」でボリュームをゼロにすると、iPod機能で好きな音楽を聴きながらゲームを楽しめるようになる細やかな配慮も嬉しいところだ。
(C)SUNSOFT
ボンバーマン TOUCH -The Legend of Mystic Bomb- 1.0.0
作者:ハドソン
価格:900円
ファミコン時代から20年以上に渡って数々のゲーム機に移植されてきたボンバーマンがiPhoneに登場。片手で画面をフリップして主人公を上下左右に動かし、爆弾アイコンをタップして時限爆弾を設置。画面内の敵をすべて倒すか、壊せる壁に隠された出口を見付けて入ればステージクリアーだ。アイテムを集めて主人公をパワーアップして、全面クリアーを目指せ!
(C)2008 HUDSON SOFT
GTS World Racing 1.00.01
作者:Handmark
価格:900円
iPhoneの加速度センサーをフルに使ったレースゲーム。ハンドル操作は、iPhoneを横向きにして両手で抱えて、左右に傾けることで行なう。アクセルを踏むときは奥方向に、ブレーキをかけるときは手前方向に本体を傾ければいい。車種はクーペ、スポーツ、フォミューラーの3種類を用意。最初は最高速度が遅いクーペを選択し、難易度の低い「EASY」モードで始めて操作に慣れよう。
Super Monkey Ball 1.0
作者:Sega America
価格:1200円
iPhoneを前後左右に傾けながらサルの入ったボールを操り、制限時間内にゴールまで導くというアクションゲーム。ルールは単純明快だが、ちょっとの傾きでスピードが出過ぎてコースアウトしてしまうので、難易度は標準の「EASY」でも少々高めだ。「あー、あそこでこうしていれば……」と絶妙な傾き加減を探っているうちに、ついついハマってしまう。
Cannon Challenge 1.0
作者:Discovery Interactive Technology
価格:無料
ドキュメンタリー番組「ディスカバリーチャンネル」で有名なディスカバリー・コミュニケーションが提供する無料ゲーム。iPhoneを両手で持ち、左の親指をフリックして戦車の砲台の角度を、右の親指で発射する強さを調節。相手の基地に狙いを定めたら「Fire」をタップしてミサイルを発射だ。見事すべての敵を撃破したら次のステージが出現する。空いた時間にサッと起動して、サクサク遊べるぞ。