2月15日、フリービットはPCにインストールするだけで自前のオンラインストレージサービスを構築できる「ServersMan@Desktop」をバージョンアップ。従来比約30%の高速化、Windows デスクトップサーチへの対応などを行なった。
ServersManは、インストールした機器をサーバー化する製品で、フリービットのWebサイトから無料でダウンロードできる。iPhoneやiPad、Windows Phone、Android端末にも対応しており、これらのデバイスもクライアントではなく、サーバーとして利用できる。
今回「1.2β」にバージョンアップしたServersMan@Desktopは、ServersManのWindows版。ServersMan@Desktopはサーバー化したPCのストレージに保存されたファイルをクライアントから検索する仕組みを持っているが、これまではGoogle Desktop Searchを利用していた。これに対し1.2βでは、この検索に加え、Windows Vista/7が標準搭載するWindows デスクトップサーチが対応。これにより、Google Desktop Searchのインストールなしに検索機能を利用可能となった。
ほかに、近日リリースを予定しているという次世代のServersManシリーズへの事前対応を行なっている。次世代のServersManは、更なる機器と機器のシームレスな連携を実現したServersMan史上最大のアップデートとなる予定だ。
なお、ServersMan@Desktopはバージョン名に「β」がついた状態が続いているが、これは「今後も随時アップデートしていきますという意味合い」を込めているためであり、「機能的に不備がある」わけではないという。
