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オーバークロックデモイベント

OCイベント実施、Core i7が液体窒素で5.73GHz超え!

2008年11月18日 22時30分更新

文● 宇田川/Webアキバ編集部

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 先日お伝えしたエクストリームクーリングオーバークロックイベント「Extreme Cooling Overclock Party」が16日(日)、OVERCLOCK WORKS内特設スペースにて開催された。

エクストリームクーリングオーバークロックイベント「Extreme Cooling Overclock Party」が16日(日)、OVERCLOCK WORKS内特設スペースにて開催。(画像提供:OVERCLOCK WORKS)

 イベントでは発売されたばかりのインテルの新型CPU「Core i7」(開発コードネーム:Nehalem)とそれに対応するチップセット「X58」搭載のLGA 1366対応マザーボードを惜しみなく投入するなどエクストリームクーリングオーバークロックイベントの名に恥じぬものとなっていた。
 最終的に「Core i7 940」のハイクロックワールドレコードは、4441.83GHzを記録。使用機材はマザーボードがASUSTeK「Rampage II Extreme」、メモリはA-DATA「DDR3-1600+ 2GB×2」。OVERCLOCK WORKSによれば、「QPIがどの倍率でも202までで頭打ちになってしまい、クロックが伸ばせませんでしたが、登録時点ではWRでした(現在はランクダウン)」としている。

液体窒素を使用した世界的に有名な日本のエクストリーム・オーバークロッカーたちがオーバークロッキングチャレンジ

 さらに、「Core i7 965 Extreme」を使用したオーバークロックではASUSTeK「Rampage II Extreme」を使用して5.73GHzでのPOSTを記録。ただし、Windowsまでの起動は達成できなかった。同店では5.73GHzでのPOSTを確認できたため、今後これに近いクロックで起動する可能性もでてきたとしている。今後の同店のイベントは要注目と言えそうだ。

「Core i7 965 Extreme」を使用したオーバークロックではASUSTeK「Rampage II Extreme」を使用して5.73GHzでのPOSTを記録

 今後の同店のイベントは要注目と言えそうだ。なお、今回の使用予定機材及び参加オーバークロッカーは以下の通り。

使用予定機材
インテル「Core i7」、ASUSTeK「Rampage II Extreme」、Gigabyte「EX58 Extreme」、EVGA「X58」、ASUSTeK「Maximus II Formula」、Foxconn「BlackOps」、DFI「LP DK P45 T2RS Plus」、ASUSTeK「M3A79-T Deluxe」、ATI「Radeon HD4870X2 Crossfire」、NVIDIA「GeForce GTX280 3Way SLI」、A-DATA「DDR3-1600X2 Tri-Channel」、A-DATA「DDR3-1600X Tri-Channel」、G.Skill「DDR3-1600 Tri-Channel」、G.Skill「DDR3-2000」、Team「Xtreem DDR3-2000」、SilverStone「OP-1200」、SilverStone「ZM-1200」、Corsair「CMPSU-1000HXJP」など
参加オーバークロッカー(※OCネーム)
・duck……INTEL CPUで8.22GHzの高クロックをはじめ、多くのOC世界記録保持者
・fredyama……日本OC界の重鎮。世界のオーバークロッカー、メーカーとのつながりが深い
・Cal930……ASUS、GIGABYTEのOC大会で好成績を残し、海外遠征もこなす
・DAKARA……GIGABYTEのOC大会、“クワッドコア&DDR3”OC大会での入賞者
・Booooon……“クワッドコア&DDR3”OC大会のグランプリ受賞者
・鈍兵衛……Phenom 9950BEでのハイクロックワールドレコード保持者
・沸騰くん……CPUハイクロック、SuperPIなど世界的記録保持者
・Rocx……GIGABYTEのOC大会で上位入賞者

【取材協力】

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