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「OVERCLOCK COMPETITION & Party 2009 Autumn」

Lynnfield、イベントにて空冷で4GHz/液体窒素で5GHz超え!

2009年09月13日 23時55分更新

文● 宇田川和成/ASCII.jp編集部

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 先日お伝えしたように、OVERCLOCK WORKS店内特設会場にて、オーバークロックイベント「OVERCLOCK COMPETITION & Party 2009 Autumn」が開催された。

OVERCLOCK WORKS店内特設会場にて、オーバークロックイベント「OVERCLOCK COMPETITION & Party 2009 Autumn」が開催

 イベントでは会場に用意された空冷のオーバークロックチャレンジ機(MSI、ASUSTeK、Gigabyte、eVGA)を用いて、オーバークロッカーたちが各々オーバークロックを試み、CPUもしくはメモリクロックの最高値を競った。

使用したオーバークロックチャレンジ機

オーバークロックチャレンジ機<A>「MSI」モデル

オーバークロックチャレンジ機<B>「ASUSTeK」モデル

オーバークロックチャレンジ機<C>「Gigabyte」モデル

オーバークロックチャレンジ機<D>「eVGA」モデル

 CPUクロック部門では概ね4.5GHz前後が優勝の目安、メモリクロック部門は1080~1200MHz前後が優勝の目安となったようだ。優勝者にはマザーボードなどの豪華賞品が贈られた。

CPUクロック部門では概ね4.5GHz前後が優勝の目安、メモリクロック部門は1080~1200MHz前後が優勝の目安

 なお、オーバークロックチャレンジPCには「Core i7-870/860」「Core i5-750」がバラバラに搭載(詳しくはデモ機構成表を参照)されていたのだが、定格に関係なく4GHz超えをしているのが注目と言える。もちろん今回のオーバークロックチャレンジでは負荷をかけない状態ゆえ、常用は不可能だが、“Lynnfield”がオーバークロックに比較的強そうだと言える結果となった。なお、賢明な読者の方ならすでにご存じだと思うが、CPUのオーバークロックはあくまで自己責任という扱いの行為となり、メーカーの保証も対象外となることを肝に銘じておいていただきたい。

液体窒素では5GHz超えも

オーバークロックイベントではおなじみの国内有名オーバークロッカーによる液体窒素冷却でのデモも披露。空冷の4.5GHz超えて5GHz強程度までオーバークロックできた

eVGAの新製品展示

4-Way SLIが可能な「X58 Classified 4-Way SLI」を始め、未発売のP55マザーボード「P55 Classified 200」、専用オーバークロックデバイスの基板(もちろん製品版はケースに収められる)などが展示された

 また、会場にはeVGAのサンプル品も持ち込まれ駆動デモが行なわれた。ただし、製品版ではなく調整が詰められていないとのことで、安定した動作は難しかったようだ。
 なお、これらの製品はeVGAのエンジニアが直接持ってきていたため、デモや展示はごく短時間で終了した。実際の製品の発売が待たれるところだ。

Core i7-860もプレゼント! じゃんけん大会

イベントの締めくくりは参加者全員でのじゃんけん大会。商品の中には「Core i7-860」のほか、ビデオカードや各社のノベルティなどが用意された。参加人数(恐らく100人以下)を考えるとかなりの高確率と言えるだろう

【取材協力】

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