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COMPUTEX TAIPEI 2008レポート 第12回

液体窒素で「QX9770」が6GHz超! FoxconnブースでOCデモ

2008年06月05日 23時53分更新

文● 宇田川/Webアキバ編集部

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「Foxconn」ブース

「Foxconn」ブース

 「COMPUTEX TAIPEI 2008」のFoxconnブースにて、液体窒素を使用したオーバークロック(以下、OC)デモ「Top Overclockers pushing the Limits」が行なわれた。
 今回のOCデモを実施したのは日本からやってきたチームで、CPUには「Core 2 Extreme QX9770」(実クロック:3.2GHz)を使用して、限界に挑戦した。

OCデモを実施したのは日本からやってきたチームで、CPUに「Core 2 Extreme QX9770」(実クロック:3.2GHz)を使用して、その限界に挑戦

 デモ機のマザーボードには、Northbridgeの「X48」を4通りの方法で冷却できるハイエンドマザーとして以前紹介したFoxconn製「BLACKOPS」を使用し、Northbridgeも当然液体窒素にて冷却していた。OCの設定は、OS上からマウス操作で手軽にFSBや電圧などの調整が可能なツール「AEGIS PANEL」(マザーボードに同梱されている)を使用していた。
 最終的に今回のデモでは「QX9770」のクロックは6136.7MHzにまで達した。参加したチームによれば「QX9770」を使用したOCとしては世界記録樹立となるそうだ。

液体窒素の取り扱いは非常に危険。しかし、慣れた手つきで淡々と作業は進行していた

最終的に今回のデモでは「QX9770」のクロックは6136.7MHzにまで達した。参加したチームによれば「QX9770」を使用したOCとしては世界記録となるそうだ

 液体窒素をCPUに接続された筒に注ぎ込むたびに、気化した白い煙が会場内に立ち込め、OCデモ中は多くの来場者の注目を集めていた。

OCの要! 液体窒素投入の瞬間

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