ライターでもない、記者でもない一介の女子社員が、IT業界を含め、各界の著名人に体当たりインタビューをして話題を呼んだブログ「VIVA!桜子の超気まま日記」。ASCII.jpでは、ブロガー桜子氏に超気まま日記のASCII.jp版インタビューをお願いした。経営戦略の話よりも、もっと身近な、仕事への考え方や生活スタイルについて、桜子氏が聞く連載第7回目。
プロレーシングドライバー新田守男氏(41歳)。国内で最高の人気を誇るSUPER GTで3度のクラスチャンピオンにつき、今年もARTA Garaiyaでチャンピオン争いをしたベテランドライバーだ。
レーサーになる人はいったいどんな方なのだろう。公式サイトをみたら、明るく楽しそうな雰囲気だ。体育会系的なノリの方に違いない。今回取材を行ったのは富士GT300kmの決勝レース直前。取材先の都内某所を尋ねると、はじけたイメージとはガラリと違う、シックなスーツの装いで現れた。
桜子 今日は普段の新田さん通りにお話をしてくださいね。
新田 そうすると、全然書けなくなると思うんですよ。レース界の中でもメディアが書けないコメントをしちゃうタイプなので(笑)。
桜子 ASCII.jpとワタシ的には大歓迎です!
新田 (笑)
とても華やかに見えるレース界だが、プロになるまでの過程といったら、本人の実力以外にもシビアな現実が多々ありそうだ。車代、燃料費といった経済面はもちろん人間関係、さらに運ももちろん重要に違いない。
桜子 まずレーサーになった所から話をうかがいたいのですが。その前に、新田さんはお話の仕方がすごくゆっくりですね。私はもっと気性が荒い感じの熱血漢みたいなイメージを持っていたんですけど、お話の仕方がすごく丁寧。
新田 トロいだけ(笑)。
桜子 ものすごく物腰が柔らかなので、私も落ち着きます。
新田 のんびり屋なんで(笑)。
次ページ「プロレーサーまでの道のり」に続く
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