タッチパネル操作の「iPhone 3G」が人気を集める昨今、イー・モバイルからもタッチパネル操作のスマートフォン「Touch Diamond」(S21HT)が発表された。10月上旬の発売予定。
Touch Diamondは台湾HTCの製造するスマートフォンで、HTCのタッチパネル操作インターフェース「TouchFLO」を発展させた「TouchFLO 3D」を搭載する。タッチパネルの操作でアプリケーション操作や画面のスクロールなどが行なえるほか、本体を左右に傾けることで表示画面が回転できる。
また、iPhoneでは何かと評判の悪い日本語入力(関連記事)に関しては、「スピーディーな10キー入力はもとより、絵文字やタッチパネルならではの手書き入力にも対応」とうたうなど、入力の快適さをアピールしている。
軽さと薄さもポイントで、重量はiPhone 3G(133g)より軽い98g。サイズは幅52×奥行き11.9×高さ102mmと、iPhone 3Gより一回り小型化されている。それでいて、2.8インチVGAのディスプレーを搭載するので、画面解像度は上回っている。
搭載OSは「Windows Mobile 6.1 Professional」で、ウェブブラウザーとして「Opera Mobile 9.5」もプレインストールする。GPSも内蔵しており、地図情報サービス「NAVITIME」で、GPSと連携したナビゲーションを利用できる。
最大通信速度は約7.2Mbps。IEEE 802.11b/g対応無線LAN機能と、Bluetooth 2.0+EDR通信機能を内蔵する。内蔵フラッシュメモリーは4GB。
予想実売価格は、現時点では未定。決定次第発表となっている。スマートフォンファンは期待して待とう。

この連載の記事
- 第12回 スマートフォン元年の覇者、HTCの狙い
- 第11回 Touch Diamond~自慢のタッチ操作はサクサクか?
- 第10回 Touch Diamond関連エントリー総集編
- 第9回 Touch Diamond~~速度とスタミナをチェック!
- 第8回 Touch Diamond 海外でバカ売れの実力は?
- 第7回 Touch Diamondでイーモバは1台目需要を狙う
- 第6回 イーモバ「Touch Diamond」を写真でチェック!
- 第4回 EMONSTER+iPod touch ≧ iPhone ?
- 第3回 EMONSTERと歩く ケータイ天国香港
- 第2回 薄くなった弟分―EMONSTER lite登場!
- この連載の一覧へ