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ハイエンドAtomノート選び 5つのポイント

2008年09月10日 09時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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キーボードの打ちやすさで選ぶ


 このクラスのキーボードでは、通常のノートパソコンと同等のストレスのないタッチタイプはかなり厳しいと覚悟した方がいい。その代わり、本体を携帯ゲーム機のように両手で持ち、立ったまま親指入力できるのが魅力だ。

キーボード比較

「KOHJINSHA SC」。主要キーのピッチは約14.2mmだが、右側の記号キーはさらに狭い

キーボード比較

「LOOX U/B50」。キーピッチは余裕があるが、配列は独特。マウス操作はヒンジ部分にある両脇のボタンで行なう

キーボード比較

「WILLCOM D4 Ver.L」。基本は親指でポチポチと入力するスタイル

キーボードの比較
機種名 KOHJINSHA SC LOOX U/B50 WILLCOM D4 Ver.L
キー数 84 68 64
キーピッチ
(横/縦)
約14.2mm/約11mm 約15mm/約12mm 約12.2mm/約8mm
キーストローク 約1.5mm 約1.3mm 測定不能
キーサイズ
(横×縦)
約13×10mm 約14×11mm 約12×8mm

 サイズ面で有利なのはLOOX U/B50とKOHJINSHA SC。QWERTY/JIS配列のパンタグラフ式キーボードを搭載し、キーピッチも15mm前後あるのでタッチタイプは可能だ。しかしピリオドやスラッシュ、アンダーバーなどの記号キーが小指の爪より小さく(KOHJINSHA SC)、変則的な配列を採用している(LOOX U/B50)ので、違和感なく入力できるようになるには相当の慣れが必要だ。キータッチの柔らかいLOOX U/B50より、クリック感のあるKOHJINSHA SCの方が、配列も素直で打ちやすい。

 WILLCOM D4 Ver.Lはタッチの硬いメタルドームスイッチ式キーボード(電子辞書などと同じもの)を採用しているためタッチタイプは実用的でない。親指入力なら比較的快適に打てるだろう。

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