
「Atom 330」を搭載した「D945GCLF2」。1万円ちょっとで購入
Nettop(省電力デスクトップPC)向けのデュアルコアCPU「Atom 330」を搭載したmini-ITXマザーボード「D945GCLF2」を買ってしまった。
シングルコアの「Atom 230」を搭載した「D945GCLF」が登場したのが6月。CPU搭載で1万円以下という価格に惹かれ、かなり欲しい気持になっていた。
結局買うまでには気持ちが高まらなかったのはラッキーだった。2000~3000円程度の差でデュアルコア・マザーが登場したのだから。
Atomとは何か?
Atomについてはこちらの記事で詳しく解説しているが、本記事でも簡単におさらいしておく。
Atomには大きく分けて2種類がある。「Atom Z」シリーズと「Atom」(もしくはAtom N)シリーズだ。
Atom Zシリーズはモバイルインターネットデバイス(MID)向けのCPU。「インテル システム・コントローラ・ハブ」というチップセットと組み合わせることで「Centrino Atom」のロゴがつく。
一方のAtomシリーズはNettopやNetbook用(Atom N)のCPUで、チップセットは従来のパソコンと同じものを利用する。Atom 330はこのNettop用CPUの最新版で、Atom初のデュアルコアCPUだ。
Atom 230と330は共にクロック周波数は1.60GHzと変わらない。劇的に処理スピードが上がることは期待していないが、マルチタスク的な処理がより快適にできるのではないだろうか。
