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Palit「Radeon HD 4870 Sonic Dual Edition」「Radeon HD 4850 Sonic」

OCスイッチ搭載の2スロ「Radeon HD 4870」など2モデル!

2008年08月27日 00時00分更新

文● 増田

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 Palitからオリジナルクーラーを採用した「Radeon HD 4850/4870」搭載ビデオカードが発売された。「Radeon HD 4870」搭載モデルはデュアルファン仕様となる注目モデルだ。

「Radeon HD 4870 Sonic Dual Edition」は2基の冷却ファンと3本のヒートパイプ採用ヒートシンクを組み合わせた2スロット仕様の「Radeon HD 4870」搭載カード

 「Radeon HD 4870」を搭載する「Radeon HD 4870 Sonic Dual Edition」は、ご覧の通り2基の冷却ファンと3本のヒートパイプ採用ヒートシンクを組み合わせた2スロット仕様のモデル。外部排気仕様とはならないが、GPUの冷却には効果が期待できそうな作りではある。

外部排気仕様とはならないが、GPUの冷却には効果が期待できそうな作り。価格も安く注目のモデルとなりそうだ

 また、同カードはブラケット部にTURBO/NORMALと記載された切り替えスイッチを搭載するのも特徴。同社のウェブサイトによると、Sonicモード時はコア/メモリクロックが750MHz/3800MHz(950x4)、Turboモード時はコア/メモリクロックが775MHz/4000MHz(1000x4)という記載が確認でき、手動でオーバークロックできるユニークな仕様となっている。
 搭載メモリはDDR5 512MB、OC切り替えスイッチを搭載するブラケット部にはほかにDualDVI/DisplayPortを備え、付属品としてDVI→D-SUB変換コネクタやDVI→HDMI変換コネクタ、電源変換ケーブルなどが同梱する。販売しているのはドスパラ秋葉原本店で、価格は2万8800円とPalitらしい安価な設定となっている点もポイントと言えるだろう。

ブラケット部にTURBO/NORMALと記載された切り替えスイッチを搭載。ほかにDualDVI/DisplayPortを備える特殊な仕様となる

ブラケット部

搭載メモリはDDR3 512MB、ブラケット部がDualDVI/HDTV-OUT。電源コネクタは6ピンではなく8ピン仕様となる

 また、同時発売となった「Radeon HD 4850」を搭載する「Radeon HD 4850 Sonic」は、2本のヒートパイプ採用ヒートシンクと冷却ファンを組み合わせた2スロット仕様の製品。コア/メモリクロックは定格の625MHz/1986MHzに対し、685MHz/2000MHzにオーバークロックされている。
 その他、搭載メモリはDDR3 512MB、ブラケット部がDualDVI/HDTV-OUT。電源コネクタは6ピンではなく8ピン仕様となる。こちらも販売しているのはドスパラ秋葉原本店で、価格は1万9800円。2スロットタイプのオリジナルファンでOC仕様の「Radeon HD 4850」としては、お買い得と言えるだろう。

2本のヒートパイプ採用ヒートシンクと冷却ファンを組み合わせた2スロット仕様の「Radeon HD 4850 Sonic」

【取材協力】

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