Sapphire「HD4670 512M GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/TVO」
期待の新型GPU「Radeon HD 4670」搭載VGAが早くも店頭に!!
2008年09月10日 22時15分更新
本日13時に発表されたばかりのAMDの新型GPU「Radeon HD 4670」を搭載した初のビデオカード「HD4670 512M GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/TVO」がSapphireから発売となった。
「Radeon HD 4670」は、すでに発売中の「Radeon HD 4800」シリーズ(「Radeon HD 4850」と「Radeon HD 4870」)の下位モデルとなる製品。ラインナップは、今回登場した「Radeon HD 4670」と「Radeon HD 4650」の2種類が用意されている。
詳細については「好調RadeonのミドルクラスGPU、Radeon HD 4600が発表」に詳しいのでそちらを参照していただきたいが、以下に特徴をまとめてみた。
- 製造プロセスは「Radeon HD 4800」シリーズと同じ55nm。PCI Express 2.0に対応し、DirectX 10.1/Shader Model 4.1をサポートする点も変わらないが、直近の上位モデル「Radeon HD 4850」と比較すると、Stream Processor数は800基→320基、テクスチャユニットは40基→32基、メモリインターフェイスは256bit→128bitと変更。
- 「Radeon HD 4670」は、メモリがGDDR3版とDDR3版が用意。GDDR3版のコア/メモリクロックは750MHz/2000MHz、DDR3版のコア/メモリクロックは750MHz/1800MHz。
- 動画再生支援機能は、従来通り「UVD2」でCrossFire Xにも対応。シリーズの消費電力は75W以下とされるが、例えば「Radeon HD 4670」GDDR3版では59Wとされている。外部電源コネクタはない。
発売されたSapphire製「HD4670 512M GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/TVO」は、ミドルレンジクラスのビデオカードらしく、小型の冷却ファン/ヒートシンクを搭載したシンプルな製品で、搭載メモリはGDDR3 512MB。ブラケット部はDualDVI/HDTV-OUTという構成。付属品としてDVI→D-SUB変換コネクタやDVI→HDMI変換コネクタ、HDTV対応コンポーネントケーブル、S-Video→コンポジット変換コネクタなどを同梱する。
価格はご覧のように1万2000円前後といったところで、ミドルレンジクラスの製品としては悪くない価格設定。バリバリのゲーマー仕様ではなく、WEBブラウジングやDVD鑑賞等の“普段使い”の為のビデオカードとしては有力な製品の登場と言えそうだ。
価格 | ショップ |
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「HD4670 512M GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/TVO」 | |
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