このページの本文へ

Microsoft Tech・Ed 2008 Yokohamaが開幕

マイクロソフト樋口社長「開発者こそ当社の生命線」

2008年08月27日 15時03分更新

文● 小橋川誠己/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 マイクロソフトが主催するエンジニア向けのカンファレンスイベント「Microsoft Tech・Ed 2008 Yokohama」が8月26日、パシフィコ横浜で開幕した。今年で14回目となるTech・Ed 2008初日はあいにくの雨だったが、マイクロソフトの最新技術の情報を仕入れようと全国から集まったエンジニアらでにぎわった。

Tech・Ed 2008

28日に開幕したTech・Ed 2008の会場


幹部の評価項目に初めて「品質」が入った


 午前10時半から始まった基調講演では、マイクロソフトの代表執行役社長である樋口泰行氏が登壇。エンジニアの関心が高い、オープンソースを主体としたWeb開発やモバイル向けサービスの開発などを意識してか、樋口氏が講演で強調したのはWindowsプラットフォームにおける開発メリット――特にマイクロソフトが用意する手厚い支援体制――だった。「開発者こそが当社の生命線。マイクロソフトは全世界で開発者を一番大事にするという大方針を出している。日本でも開発者の声に真摯に耳を傾けたい」(樋口氏)

Tech・Ed 2008

マイクロソフト 代表執行役社長 樋口泰行氏

 樋口氏は、「ITエンジニアの皆様に対するお約束」として、エンジニアからの要望が強かったという「技術資料の不足」「製品の品質」「分かりにくいライセンス」などの問題の解決に当たっていることを説明。過去6カ月間に、1万ページ強の技術資料を日本語翻訳した経過を報告し、「さらに今後10カ月間で1万ページの技術資料を追加翻訳する」と約束した。

Tech・Ed 2008

樋口社長が示した「ITエンジニアへの約束」

 品質問題については、「日本から品質問題について、米本社に対してかなり力を入れて申し入れてきた。現在では相当数のバグが減少した」と言う。「お恥ずかしい話だが、今回、初めて本社の幹部の評価基準(スコアカード)に、『品質』という項目が加わった」と全社を挙げて品質向上に取り組んでいる姿勢を強調した。

 このほか基調講演では、米マイクロソフト SQL Serverデータベースエンジン開発部門ジェネラルマネージャのクエンティン クラーク氏が、架空企業をモデルとした事例を交えながら、「SQL Server 2008」「Windows Server 2008」「Visual Studio 2008」といった年初から夏にかけて相次いでリリースされた新製品をアピールした。

 Tech・Ed 2008は29日(金)まで開催。27日は今年から併催となったIT管理者向けイベント「Microsoft Management Summit」の基調講演をはじめ、約30セッションがある。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  5. 5位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  6. 6位

    デジタル

    東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

  7. 7位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  8. 8位

    TECH

    パンや酒、チョコづくりにも関わる微生物「酵母」の進化を追求

  9. 9位

    デジタル

    IoTデバイスをサイバー攻撃から守る IoT向けゼロトラストの“3つのアプローチ”

  10. 10位

    ITトピック

    6割超の企業で「セキュリティは取引条件」 SCS対応も進む/パワハラと指導の違い、あなたの基準は?/AIへの危機感か 転職希望のIT人材が増加、ほか

集計期間:
2026年07月22日~2026年07月28日
  • 角川アスキー総合研究所