デジタル水準器を搭載、ホワイトバランスも細かく調整可能
高画素化以外の新機能としては、GR IIでも搭載された電子水準器の搭載が挙げられるだろう。画面上にバーが表示されてインジケータとビープ音でカメラが水平になっているのが通知される。
ホワイトバランスを四角形のチャート(G/B/M/Aという独特の4色の配分を用いる)で設定するWB補正をGR DIGITAL IIと同様に搭載。効果は撮影時・撮影後に反映できる。また、広角時の歪みを補正するディストーション補正(デジタル的に補正・撮影時のみ)、フラッシュ光量のマニュアル設定なども可能となった。
RAWモード撮影時の間隔も約3秒と、10秒前後であったGX100から大きく高速化している。露出ブラケット撮影も可能だ。JPEG撮影での連写(毎秒約2~3コマ)とくらべるとさすがに遅く感じるものの、ブラケット撮影を多用する人には重宝するだろう。レンズに関しても、構成こそ7群11枚と同様だが、描写性能を高めている。