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リコー、高級コンパクトデジタルカメラ「GX200」を発表

「GX」シリーズが玄人好みの順当進化

2008年06月24日 22時36分更新

文● MacPeople編集部

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(株)リコーは24日、1210万画素CCDを搭載した光学3倍ズームカメラ「GX200」を7月4日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、実売価格は「GX200」が6万5000円前後、液晶ビューファインダーが付属した「GX200 VF KIT」が8万円前後。

通常の「GX200」(左)と、液晶ビューファインダーが付属する「GX200 VF KIT」(右)。加速度センサーを利用した電子水準器はビューファインダー利用時にも利用でき、また水平を音で通知することも可能だ

GX200

46万画素2.7インチ液晶モニターを搭載。撮影後にホワイトバランスやレベル補正、モノクローム変換などの画像処理をカメラ単体で実現する

GX200」は、1.7分の1インチ有効1210万画素CCDを搭載した本格派コンパクトデジカメ。35mm換算で24〜72mm相当(F2.5〜4.4)の光学3倍ズームレンズはCCDシフト方式の手ぶれ補正機能を備える。本機は「Caplio GX100」の後継モデルにあたり、画素数アップのほか、2.7インチ46万ドット液晶モニター電子水準器の搭載、RAWモードでの1:1(正方形)撮影や5枚までの連続撮影、「マイセッティング」と「Fn」ボタンの追加によるカスタマイズ性の向上──などが主な変更点だ。

GX200

レンズ部の繰り出しと連動して開閉する別売りのレンズキャップ(LC-1)がユニーク。旧モデルの「Caplio GX100」でも利用できる。価格は1680円だ

本体サイズは幅116.6×奥行き25.0×高さ58.0mm、重さ約230g(バッテリー/ストラップ含む)。


なお、同社は同日、写真を通じた文化コミュニケーションプロジェクト「RICOH Candid Photo Project」を発表した。その第一弾としてイタリアのデザイン専門大学研究機関ドムス・アカデミーと「その“瞬間”が世界をつなぐ」をコンセプトにした共同研究をスタートしたという。

レンズキャップ「LC-1」は別売りです。訂正してお詫び申し上げます。


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