インテルの発表に合わせ、ソニーからCentrino 2搭載ノート4機種が一気に登場した。それぞれが個性的だが、個人的に気になっているのが「ハイビジョンAVノート」を標榜した「VAIO type FW」だ。
店頭モデルには、3機種(VGN-FW70DB、VGN-FW50B、VGN-FW30B)があり、最上位機種(VGN-FW70DB)はダブル地デジチューナーを装備。「GigaPocket Digital」を使ったテレビ視聴・録画が可能だ。このソフトは円筒形の独特な外観を持つテレビサイドPC「TP1」で初搭載されたもの(関連記事)。また、VGN-FW70DBと中位のVGN-FW50BにはBDドライブが標準装備されている。
実売価格は最上位の70DBが24万円前後、50Bが22万円前後、30Bが18万円前後になる見込み。
現在ではデジタル放送もDVDのようなパッケージメディアも16:9のフォーマットを使用するのが基本。本機では3モデルとも、1600×900ドットと高解像度な16:9インチ液晶パネルを装備している。16.4インチと珍しいサイズだが、その理由は後述する。このように、type FWは持ち出せるパーソナル・テレビデオ+BDプレーヤーとしても、魅力的となっている。