スゲエぜ! JR北海道!
「変形」とか「変身」とか、そういう単語に脊髄反射してしまう男子は少なくないと思う。もちろん筆者もその中のひとりだ。去年、ハリウッドでトランスフォーマーが実写化されて話題を呼んだが、昔のオリジナル版を見たときから「あんな乗り物があったらいいのにな」と心の底から思っていた。でも、よくよく考えると今ならあるじゃん! しかも日本にあるじゃん! JR北海道が威信をかけて開発したデュアル・モード・ビークル、通称「DMV」がソレだッ!
あるときは電車に、またあるときはバスに、路面状況に合わせてゴムタイヤと電車の車輪をチェンジして走行するというDMV。開発が始まったのは約70年前のイギリスやドイツだったが、結局実用化には至らなかった。しかし、そんな夢のような乗り物をJR北海道が2004年に開発を成功させ、現在北海道の網走近辺で試験的営業運行をしているというウワサを聞きつけ、さっそくその実力を探るべく北の大地へと飛んだ。
※DMVは内燃機関で動くため、正確には「電車」ではありませんが、この記事ではわかりやすく「電車」で統一しています
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