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空気の壁に立ち向かえ!

ホントにチャリで時速120km出す技術

2008年06月11日 15時58分更新

文● 二瓶 朗

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 以前、時速120kmをたたき出す(かもしれない)ジェットエンジン搭載自転車を紹介したが(関連記事)、アレは邪道に過ぎるよねぇ、などと思っていたら、世の中には脚力だけで時速120kmを目指す大会もしっかり存在していた。WHPSCというイベントがソレである。

正式名称は「World Human Powered Speed Challenge」。いかにも「人力で走りますよ!」という感じがびんびん伝わってくる名称だ。WHPSCは、毎年ネヴァダ州はバトルマウンテンという土地にあるごくごく平坦で直線なコース(公道を閉鎖!)を使って開催されている。イベントの目的はもちろん、“人力のみで自転車の最高速度を目指す”こと。最低200mの助走をつけてまっすぐに自転車をこぎ、特定地点で計測した速度が記録になるというシンプルなルールである。

 世界最高記録は、2002年の同大会でSam Whittinghamがたたき出した81.00mph(約129.6km/h)! 昨年10月に行われたWHPSCでは、Damjan Zabovnikというイギリスの選手が120.64km/hという記録をたたき出して優勝。世界記録とはいかないまでも、ヨーロッパ記録を打ち立てた。それが上の映像だ。

 水平に移動するブタ!? マンボウ!? へんてこな(よく言えば流線形)の何かが高速で荒野を横切っていく。これ自転車なの? という疑問がわくが、中には当然ながら人が入っている。中身はこういうことらしい。

自転車の中
仰向け。ほとんど前は見えないんじゃないのかしら? Damjan Zabovnikの所属するチームEIVIEのサイトより

 まあ、こんなふうに外見も中身もとうてい自転車とは思えない感じなのだが、人間がこいでいるということで。ここはスゲーぜ120km/h! ビバ、マンボウ! と賞賛しておこうじゃないですか。

(次ページは空気との戦いについて)

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