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夢の乗り物は北の国から

変形する電車? バス? 「DMV」に大接近!(動画あり)

2008年05月30日 13時00分更新

文● 末岡大祐/アスキーネタ帳編集部

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DMVが登場! ただし最初はバスモード

 まずは網走駅でDMVが登場する瞬間を拝もうと待ち伏せした。なんとバスロータリーに来るという。ロータリーには同じ考えをしていたであろう同志たちがカメラを構えて、DMVの登場を今か今かと待っていた。話を聞いてみると、DMVに乗るために関東や中部地方から来ているとのこと。少年の心を忘れない大人が一瞬にしてトリコにされてしまい、どんなに遠方からだろうが足を運んでしまう。それがDMVなのだ。登場シーンをビデオに収めたので見ていただきたい(下の動画)。「普通のバスじゃん、コレ」とか言わない。DMVの真価はこれからだッ!

 網走駅前では乗客を乗せるだけで、特にモードチェンジシーンが見られることなく、DMVは走り去ってしまった。残念ながら乗ることができなかった筆者は、浜小清水駅へと先回りをすることにした。

網走

左に見える車両が釧網線。1日に数本しか走らないので、乗り過ごすとタイムスケジュールが大幅に狂って大変だ。免許があるなら、北海道の旅はレンタカーがいいとか

網走

網走駅ホーム。時期的に気温はそんなに低くはなかったが、それでも東京と同じカッコでは寒い。網走刑務所がいかに過酷なのか……あんまり想像したくない……

濤沸湖

浜小清水駅に向かう車窓から。濤沸湖(とうふつこ)と藻琴湖(もことこ)の景色が広がる。道路は広く、気持ちいいくらいに直線が続くので、300km/hトライができそう(無理)

 だがなんと! 次の電車は2時間後とのこと。ションボリ。しょうがないので、浜小清水駅発の第2便を狙うことにした。のどかな風景を堪能しつつ浜小清水駅に到着すると、すでに到着して体を休めているDMVの姿が! 1時間後には再出発するらしいので、写真を撮りながら気長に待つ。気がつけば、DMVを見に来たと思わしき人々が増えていた。ちなみに、浜小清水駅は無人駅だが道の駅が併設されているので、ドライブ途中の家族連れやカップルなどが物珍しさに覗きにきていたようだ。

無人駅だが、道の駅のおかげで売店はあるし、利用客も結構多い。駅のすぐ近くは海という、時期が時期なら絶好のロケーション。しかし、この日は天気が悪く、風が強くて海どころではなかった……

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