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徹底解明! 世界に誇る潜水調査船【前編】

俺たちは見た!! 世界一の「しんかい6500」を赤裸々に

2008年06月26日 14時52分更新

文● 丸子 かおり

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しんかい6500が見られる幸運が!

 先日、青森県・むつ市で行なわれる有人潜水調査船「しんかい6500」見学イベントを紹介したが、正直、筆者も見に行ってみたいと思っていた(関連記事コチラ)。しかし東京からむつ市は遠い。ショボーンとしていたら、筆者と同じ思いをしていたASCII.jpの編集者が、なんとJAMSTEC(海洋研究開発機構)に連絡をして、潜水調査船しんかい6500とその支援母船である「よこすか」がJAMSTECに帰港しているという情報をつかんでいたのだ。「アポ取りましたが、取材行きますか?」との申し出に「行くっ、いえ、行きますっ!!」とふたつ返事な筆者。そうして横須賀市夏島町の海沿いにあるJAMSTECへ。

しんかい6500の支援母船「よこすか」。しんかい6500を調査海域に運んだり、着水作業など様々な役割をになっている。海面を航行するだけで、詳細な海底地形図を描けるマルチナロービームという装置を搭載している しんかい6500の支援母船「よこすか」。しんかい6500を調査海域に運んだり、着水作業など様々な役割を担っている。海面を航行するだけで、詳細な海底地形図を描けるマルチナロービームという装置を搭載している

 敷地の中に入って海に出たら巨大な船が。「あれが母船よこすかですね!」と、いきなりテンションアップ。潜水船整備場に入ったら、運航チームの司令・櫻井利明さんとチーフパイロットの松本恵太さんがいた。おふたりはまず、しんかい6500の前身の有人潜水調査船しんかい2000の前に連れて行ってくれた。

しんかい6500運航チームの司令である櫻井利明さんとチーフパイロットのひとり松本恵太さん
左はしんかい6500運航チームの司令である櫻井利明さん。しんかい2000としんかい6500を合わせた通算潜航回数が430回で日本人の最多潜航回数を誇る。現在は司令として船上からパイロットに指示を出す。右はしんかい6500を操縦するチーフパイロットのひとり松本恵太さん
しんかい6500の前に活躍していたしんかい2000。1981年から2002年まで水深2000mまでの潜水調査の主力だった しんかい6500の前に活躍していたしんかい2000。1981年から2002年まで潜水調査の主力だった

 かつて、しんかい6500の就役前にしんかい2000の操縦もしていた櫻井さん。潜水調査船が潜水するしくみを教えてくれたぞ。

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