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週末見るコンテンツはコレ★ 第25回

【週末見るコンテンツはコレ★】

強いだけでは物足りない! 「ファンタスティック・フォー」など愛すべきコミカル・ヒーローもの3作品

2008年02月01日 21時00分更新

文● 大石太郎

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暴力的でエッチな彼女の正体は……
世界を守るヒーローなのか、単なるストーカーなのか
「Gガール 破壊的な彼女」

「Gガール 破壊的な彼女 <特別編>」のパッケージ

「Gガール 破壊的な彼女 <特別編>」のパッケージ。(C)2008 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

Gガール 破壊的な彼女 <特別編>
DVD
価格:3990円
発売日:2007年7月6日(発売中)


発売・販売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント
http://www.foxjapan.com/

 ヒーローだって変身しなければただの人(一部宇宙人もいるが)。仕事もするし、ご飯も食べる、もちろん恋だってする。本作は、ヒーローの私生活、それも恋とセックスを巡る騒動をコミカルに描いた作品。

「Gガール 破壊的な彼女」のワンシーンその1

「Gガール 破壊的な彼女」のワンシーン

 ヒロインの普段の姿は、ニューヨークを救うスーパーヒーロー、じゃなくてお堅い学芸員。そうと知らずに声をかけてきたサラリーマンと恋に落ちてしまう。つきあい始めたのはいいものの、スーパーヒロインだけにすべてが過剰。人間離れした性欲に、凄まじい嫉妬のパワー。相手の男性はすべてに疲れ果て、別れ話を切り出すのだが……。

「Gガール 破壊的な彼女」のワンシーンその2

「Gガール 破壊的な彼女」のワンシーン

 有事の際には頼りになるGガールのパワーも、日常生活にあっては迷惑千万。しかもそのスーパーパワーが嫉妬心からくる復讐に使われたら……。この魅力的な設定をコメディのプロが料理したんだから、つまらないわけがない

 監督は「ゴーストバスターズ」や「ツインズ」など、数々の大ヒットコメディを手がけたアイヴァン・ライトマン。脚本は「ザ・シンプソンズ」の脚本家であり、共同プロデューサーのダン・ペイン。彼は本作のあとに「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」の脚本も手がけている。特筆すべきはGガール役のユマ・サーマンの可愛らしさ世界一、振り幅の大きいツンデレ女性を魅力的に演じている

 もうすぐバレンタイン。彼女がいる人は彼女といっしょに、いない人は誰からも嫉妬されない幸せをかみしめつつ観賞したい。

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