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空挺魂を身につけろ!

これが陸自精鋭の空挺部隊式ブートキャンプだ!

2008年01月20日 08時01分更新

文● アスキー戦車部長Y

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いよいよ跳出

 模範演技が終わるといよいよ跳出本番だ。最初の4名が跳出塔に登る。皆さん高いところは平気らしく、緊張感も感じさせず軽い足取りでスタスタと上っていく。メガネを付けている人はメガネを取ってから飛ぶことになる。
 さあ、いよいよ跳出だ。一番目の男性は氏名と決意を叫ぶと、迷いもなく飛び出した。下から見ている方があまりの勢いの良さに気圧されるくらいだ。

参加者

跳出1番目の男性。20代後半くらいの方だ

参加者跳出

塔から飛び降りると誘導用のケーブルを伝って50mくらい向こうの土手に降り立つ。沸き上がる拍手に場が盛り上がる

 広報の方に後から聞いたら、最初の人の飛び降り方が、以降の人の気持ちに影響を与えるのだそうだ。何事も最初が肝心ってヤツなのでありましょう。降りたところでこの男性に話を聞いてみた。

Q:飛んでみてどうでしたか?
A:最初なのでちょっと怖かったんですけど、楽しかったです。大磯のバンジーにも挑戦してみたいです。
そうですか……。

 さてさて順調に進むかと見えたが、2番目の男性は1度跳出エリアに出てきたが、引っ込んでしまった。やはりなんだかんだ言っても高いのだ。ちょっと尻込みをしてしまったようだ。上から眺めるだけなら平気でも、いざ飛び降りる段になると違ってきたのだろう。

ちょっとためらう

ちょっとためらう2番目の方。でもこのあと勢いよく飛び出す

参加者跳出

飛んでしまえば怖くない?あっというまにロープを伝って地上へ

 あとで本人に尋ねたところ、「やはり一瞬怖くなった。でもいざ飛んだら病みつきになりそうな感覚だった」とのこと。また「今後はバンジージャンプにも挑戦したい」と話してくれた。最初に飛んだ人もそうだったが、1度飛ぶとまた飛びたくなるのですかね。
 ちなみにこの2人目の男性は53歳と、今回のツアーで1番の年長者。いやあ、人間何歳になってもチャレンジ精神は無くしたくないものです。ということで色々と見習いたい気分でありました。

 さてこの後、初の女性(30代前半とのこと)が飛び降りることになった。名前を名乗り、そのまま合図と同時に勢いよく飛び出していく。いや、飛び出す勢いが空挺団隊員と全く遜色がないんですけど……。広報の方も「いやぁ、あれは今までの男性陣よりも勢いがあるわ」と驚いていた。

飛び出す勢いが空挺団隊員と全く遜色ない女性参加者。お見事!

Q:どうして飛ぼうと思ったのですか?
A:空挺部隊に関心があったので。
Q:飛んでみてどうでしたか
A:やはり飛ぶ前は緊張しましたが、飛んでみて気持ちよかったです。
Q:また飛びたいですか?
A:次はスカイダイビングに挑戦してみたいです。

 そんなこんなで16人は無事体験完了。いやいや見ていても楽しいものです。ぜひ次回は私も飛んでみたいと思ったのであります。

跳出

16人の跳出はあっというまに。中には跳出の際に「●●さん、結婚してください~!」と叫ぶ女性も(笑)

(次ページへ続く)

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