120mmファンを2基搭載可能なクーラーマスター製のモンスターCPUクーラー「風神匠」に、小型モデルとなる「風神鍛」(型番:RR-CCH-PBJ1-GP)が登場。今日から販売がスタートしている。
「風神匠」といえば発売以来、その巨大な風貌で話題となったCPUクーラー。冷却性能も高いことから人気の製品となっているのだが、そんな中登場したのが今回の「風神鍛」(鍛は「たん」と呼ぶ)だ。
銅ベースとアルミフィンにヒートパイプ5本で構成されるシンク部に120mmファン(回転数1000rpm~2000rpm/ノイズレベル17dB~21dBの4pin PWM可変タイプ)を標準で搭載。加えてオプションとなるが、90mmファン×2または80mmファン×2という構成で搭載することも可能だ。もちろん今回もスライドレール式ファンブラケットを採用。ユーザーがある程度ファンのポジションを決めることができ、マザー上の冷却に使えるという特徴も健在だ。
また「風神匠」でもそうだったように、「風神鍛」もファンはトップフローレイアウト。マザーボードのCPUソケット周辺までエアフローを送ることが可能で周囲の冷却効果も上がるという。リテンションはネジ式を採用。対応CPUはLGA 775もしくはSocket AM2で、価格はアークと高速電脳、T-ZONE.PC DIY SHOP、TSUKUMO eX.、CUSTOMの5店舗で5980円。そのサイズがウリだった「風神匠」だが、やはりサイズゆえに取り付けを断念していたユーザーも少なくなかったはずだ。そんな人は今回登場した「風神鍛」を試してみるのも悪くはないだろう。
