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週末見るコンテンツはコレ★ 第16回

【週末見るコンテンツはコレ★】

肉まんを死ぬほど食べても心は温まらない! 「レミーのおいしいレストラン」など心温まる“食”の3作品

2007年11月16日 21時10分更新

文● 大石太郎

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え? まだ食べるの!? 度肝を抜かれる“ファストフード地獄”
「スーパーサイズ・ミー」

「スーパーサイズ・ミー」のパッケージ

「スーパーサイズ・ミー」のパッケージ

「スーパーサイズ・ミー」
DVD発売中 3990円(税込)
発売元:クロックワークス
販売元:レントラックジャパン/BIG TIME ENTERTAINMENT


 ドブネズミでさえ一流料理店で働いてるっていうのに、今日も昼飯はファストフードかよ……。いや、大好きですよファストフード。安いし、待たなくていいし、濃い味付けは得体の知れない常習性もあるし。毎日だとちょっと飽きるけど、財布の中身を考えたら、行かざるを得ない。

 では、ファストフードを1ヵ月食べ続けたらどうなるか? 「スーパーサイズ・ミー」は過酷な人体実験に挑んだリアリティムービーだ。ルールは4つ。

  1. 某ファストフード店のメニューしか食べてはいけない(水も含む)
  2. 勧められたら必ず“スーパーサイズ”にする
  3. すべてのメニューを制覇する
  4. 朝・昼・晩の3食欠かさず食べる

 結果は予想を遥かに上回る衝撃的なもの。詳細は作品を観て確認してほしい。本作の公開後、某ファストフード店はスーパーサイズのオプションを廃止。サラダなどの健康的なメニューも加えた。だがこの対応は映画とは無関係としている。

 「メガ」だの「ギガ」だの、スーパーサイズを超えるものが氾濫する今だからこそ観ておくべき作品。来年は本作が公開される少し前に発売され、世界的ベストセラーになった「ファストフードが世界を食いつくす」を原作とした「ファーストフード・ネイション」も公開される。併せて観て、自らの食生活を見直すきっかけにしたい。

 ちなみに、本作の観賞中、某ファーストフード店のハンバーガーがあまりにも美味しそうなので、居ても立ってもいられず、モリモリ食べながら観賞したのは秘密にしておいてほしい。

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