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Nano-ITXマザー最安モデルにDualイーサネット仕様のMini-ITXなど3モデルがVIAから!

2007年09月14日 23時30分更新

文● 増田

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 VIA製マザーボード“EPIA”ブランドから2シリーズ、3モデルが登場した。ひとつは120mm×120mmサイズの“Nano-ITX”規格を採用する「VIA EPIA NR」シリーズから1モデル。もうひとつは170mm×170mmサイズの“Mini-ITX”規格を採用する「VIA EPIA LT」シリーズから2モデル、合計3モデルだ。

「VIA EPIA NR」シリーズ

 まず“Nano-ITX”規格を採用する「VIA EPIA NR10000EG」だが、搭載CPUであるNanoBGA2パッケージのC7 1.0GHzは従来モデルと比べると実クロックが下がった分“Nano-ITX”を採用する製品としては安価な約3万円という販売価格が特徴だ。

“Nano-ITX”規格を採用する「VIA EPIA NR10000EG」。C7 1.0GHzは従来モデルと比べると実クロックが下がった格好だが、その分“Nano-ITX”を採用する製品としては安めの約3万円という販売価格となる

 主なスペックは、チップセットにVGA機能を統合する“VIA CX700”を搭載。拡張スロットはMini-PCI×1でメモリはDDR2 SO-DIMM×1(DDR2-533/1GBまで)で、その他、VIA“VT1708A”によるサウンド機能やVIA“VT6107”による100/10Base-TXイーサネット、Ultra DMA133/100×1、Serial ATA×2などをオンボードで搭載している。ブラケット部にはD-SUB出力が用意されているほか、ファンレス仕様のヒートシンクが付属する。価格は高速電脳で3万円、アークで3万780円となっている。

ブラケット部にはD-SUB出力が用意されているほか、ファンレス仕様のヒートシンクが付属する

「VIA EPIA LT」シリーズ

 次に170mm×170mmサイズの“Mini-ITX”規格を採用する「VIA EPIA LT」シリーズだか、こちらはクロック違いで2モデル、C7 1.0GHz搭載モデルの「VIA EPIA LT10000EAG」(ファンレス)とC7 1.5GHz搭載モデルの「VIA EPIA LT15000AG」(付属のヒートシンクはファン付き)と計2モデルが発売された。

「VIA EPIA LT10000EAG」

170mm×170mmサイズの“Mini-ITX”規格を採用する「VIA EPIA LT」シリーズ。C7 1.0GHz搭載モデルの「VIA EPIA LT10000EAG」(ファンレス)

「VIA EPIA LT15000AG」

170mm×170mmサイズの“Mini-ITX”規格を採用する「VIA EPIA LT」シリーズ。C7 1.5GHz搭載モデルの「VIA EPIA LT15000AG」(付属のヒートシンクはファン付き)

 同シリーズの特徴は“VIA EPIA”シリーズには意外と少ないデュアルイーサネット仕様となる点だ。
 主なスペックは、チップセットにはVGA機能を統合する“VIA CX700”を搭載。拡張スロットはPCI×1で、メモリはデスクトップ向けのDDR2 DIMM×1(DDR2-533/1GBまで)。その他、VIA“VT1708A”によるサウンド機能やVIA“VT6107”による100/10Base-TXイーサネット×2、Ultra DMA133/100×1、Serial ATA×2などをオンボード搭載。イーサネット以外は、VIAのMini-ITXマザーとしてはオーソドックスな作りといえるだろう。価格は「VIA EPIA LT10000EAG」が高速電脳で2万8000円、アークで2万8480円、「VIA EPIA LT15000AG」が高速電脳で2万9000円、アークで2万9480円となっている。

特徴は“VIA EPIA”シリーズには意外と少ないデュアルイーサネット仕様となる点。イーサネット以外は、VIAのMini-ITXマザーとしてはオーソドックスな作りといえる

【取材協力】

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