フラッシュを焚くべし
ペロリのタイミングを計るだけでなく、どうやって素早い舌の動きを止めて撮るか、という点にも注意が必要だ。
方法は2つある。ひとつは昼間だろうがなんだろうがフラッシュを焚いて止めちゃう技。これは意外に有効で、フラッシュの光は一瞬だけしか光らないの で、けっこう動きを止めて撮る効果があるのだ。
ただし、フラッシュを使うには数秒間の充電時間が必要なことに注意。フラッシュは必要なぶんを充電してから、一気にバッと光らせるという仕組みになっているのだ。また、赤目軽減機能はオフにしておくことも忘れないように。そうしないと撮影のタイミングがずれてしまう。以下はどれもフラッシュを焚いて撮った写真である。
シャッタースピードを上げるべし
もうひとつの方法はシャッタースピードを上げること。明るい場所でなければ、ISO感度を高めにセットして、シャッタースピードを最低でも1/250秒以上にしたい。
そんなわけで、最後はデジタル一眼レフで高速シャッターでピシッと狙って撮った写真をどうぞ。
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。
*次回は9月11日掲載予定
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