WWDCで発表された『Safari 3』のパブリックβ。一見してインターフェースに大きな変更は見られないものの、体感速度が向上したうえ、使い勝手を向上させる数々の要素も追加されている。バブリックβを実際に触って気がついた新機能のうち、10項目ピックアップして紹介していこう。
【1】 探している場所がすぐ分かるページ内検索
長文テキストが書かれたウェブページから、興味のある場所をサッと探したい。そんな時にSafariで使うのがページ内のキーワード検索だ。“コマンド”+“F”キーのショートカットを実行すると、『Safari 2.0.4』では、このキーワード入力欄が、別ウィンドウとして開いていたが、Safari 3では画面上部に入力欄が“にゅっ”と表れるようになった。
キーワードを打ち込むと、画面全体に薄グレーのレイヤーが敷かれたような状態になり、ページ内で該当する箇所がハイライト表示される。しかも、インクリメンタルサーチに対応しており、1文字入力するごとにハイライトが絞り込まれていく。その際、オレンジ色のハイライト表示部分では、飛び跳ねるようなアニメーション効果がかかり、見ていて楽しい。
見つかった個所の数は検索フィールドの横に表示され、左右の矢印ボタン(または“コマンド”+“G”キー)を押すことで該当部分にジャンプする。Safari動作の様子は、こちらの動画でも視聴可能だ。
【2】 入力フィールドのサイズ調整
“Gmail”の編集エリアなど、ウェブ上にあるテキスト入力フォームのサイズをドラッグ&ドロップで変更できるようになった。テキスト編集フィールドの右下の個所にハンドルが表示されるのでこれをドラッグするだけでOKだ。ドラッグ&ドロップで伸縮している様子は、こちらの動画を参照。
*その2はこちら
