WWDCで発表された『Safari 3』のパブリックβ。その1に引き続き、新機能のうち10項目をピックアップし、紹介していこう。
【3】 ドラッグ&ドロップでタブ位置を動かせる
複数ウィンドウを開いても、デスクトップの見た目が煩雑にならないメリットがあるタブブラウズ。現バージョンのSafari 2でも実装されており、愛用しているという人も多いだろう。
Safari 3では、このタブブラウズが大幅に強化された。例えば、ブックマークバー下に表れるタブを、ドラッグ&ドロップで並べ替えられるようになった。左右に移動すると、重なったタブが横にスライドするようなアニメーション効果が仕込まれている。その様子はぜひこちらのムービーで確認してほしい。
【4】 別ウィンドウとして開けるタブ
タブブラウズについてもうひとつ。Safari 3では、タブのドラッグ&ドロップで、表示中のページを新規ウィンドウとして開けるようになった。今まで、いったんタブとして同じウィンドウ内に開いたウェブページを見比べようと思った場合、いちいちページを開き直さなければならなかったが、その手間も軽減されるだろう。
反対に、タブを元のウィンドウ内のタブバー内にドラッグして戻すことも可能だ。この操作は“Window”メニューの“Move Tab to New Window”と“Merge All Windows”でも実行できる。こちらの機能もムービーで確認してほしい。
タブの“戻し”機能は、関連するウェブサイトをまとめてブックマーク化する際などに活用できそうだ。インターネットを巡回し、役立ちそうなウェブページを単体ウィンドウとして開いていって、その後に比較検討。不要なページを閉じたあとに、“Merge All Windows”を実行して、ひとつのタブにまとめる。最後に“BookMarks”タブの“Add BookMarks For These (開いているタブの数) Tabs”を実行すれば、必要なページをフォルダーにまとめてサッとブックマーク化できるわけだ。
*その3はこちら
