アップルジャパン(株)は17日、Mac/Windows用のウェブブラウザー「Safari 3.1.1」を公開した。本バージョンでは安定性や互換性、セキュリティーに関する改善が施されており、同社のウェブサイトや「ソフトウェア・アップデート」経由(Windowsでは「Apple Software Update」)で入手可能だ。
今回のアップデートでは、Mac/Windows版ともに、悪意あるウェブページに仕込まれたJavaScriptによってWebKitがバッファオーバーフローを引き起こし、アプリケーションを不意に終了させたり、任意のコードを実行したりする問題を改善。また、特定のウェブサイトにアクセスした際に、アドレスバーの内容を変更されたり、メモリー内容を破壊されたりといったWindows版Safari 3で発生する脆弱性を修正している。
アップルはすべてのSafariユーザーに本アップデートの適用を推奨している。