アップルジャパン(株)は18日、ウェブブラウザー「Safari」のMac版とWindows版をバージョン3.1にアップデートした。同社のウェブサイトや「ソフトウェア・アップデート」経由(Windowsでは「Apple Software Update」)で入手可能だ。
Mac版の「Safari 3.1」では、オフラインでのウェブアプリケーションのSQLデータベースをサポートしたほか、開発者向けのインスペクタ機能などを搭載。いずれも環境設定に関連する項目が追加され、「セキュリティ」タブの「データベース保存用のデフォルトの領域」でデータベース領域の保存容量を設定したり、「詳細」タブの「メニューバーに“開発”メニューを表示」で開発者向けメニューをツールバーに追加したりできる。
また、「HTML 5」から実装されたオーディオとビデオのタグのほか、CSSアニメーションとCSS Web Fontsに対応した。同社によれば、HTML 5のオーディオとビデオに対応したウェブブラウザーは初だという。タブバーをダブルクリックすることで新規タブを追加できるようにもなっている。
Windows版の「Safari 3.1」は今回のアップデートによりベータ版から正式版となり、日本語メニューに対応するなど、細かな点で多数改善されている。
対応システムは、Mac版がMac OS X 10.5.2/10.4.11、Windows版がWindows Vista/XP。
