このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

次世代ブラウザー 第2回

機能で選ぶ次世代ブラウザー(前編)

2008年06月08日 12時00分更新

文● 細谷滝音

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

記事公開当初、Opera 9.50 Beta 2を元に記述しておりましたが、Opera 9.5正式リリースに伴い、一部の画像および原稿を差し替えました(2008年6月12日)

今度は機能でブラウザーを徹底比較!


 前回の次世代ブラウザー比較記事では、JavaScriptの実行速度に焦点を当てて、IE8、Firefox3、Opera9.5、Safari3.1.1の比較を試みた。

 しかし、人は表示速度のみでウェブブラウザーを選ぶわけではない。むしろ普段のウェブ巡回では、検索などやブックマーク整理などの機能のほうが使い勝手を大きく左右する。そこで、今回は機能による比較を行なった。

 前回の記事では、4大ブラウザーのみの比較だったが、日本ではIEのレンダリングエンジンを使ったブラウザーも大きな人気を得ている。そこで、IEコンポーネントブラウザーの中で最もユーザー数が多いと思われる「Sleipnir」も比較対象に加えた。

 まずは代表的な機能を一覧表にした。非公式のハックなどプログラム自体を改変する方法は考慮していない。なお、IE8の正式リリースは次期Windowsの発表と同時期になる予定なので、仕様追加、変更の可能性が大いにある。


次世代ブラウザー機能一覧
ブラウザー名 IE8 Firefox3 Opera9.5 Safari 3.1.1 Sleipnir 2.7.2
タブブラウジング
タブの保存 - -
タブ内容の一覧表示 アドオン -
RSSリーダー
マウスジェスチャー - アドオン -
ページ拡大(画像含む) 50~400% 30~300%(デフォルト) 20~1000% - 50~200%
履歴検索 -
ブックマーク検索 -
ポップアップブロック
ダウンロード管理 - -
IE表示 - アドオン アドオン -
スキンの変更 - -

記事掲載当初、Firefox3のページ拡大率に誤りがありました。修正しお詫びいたします。(2008年6月10日)

 次ページ以降では、各ブラウザーの特徴的な機能を紹介していく。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン