人は誰しも歳を重ねる。歳を重ねると、身体というハードウェアがくたびれてきて、「健康」に気を使うようになる。
筆者も「健康」が気になってきており、健康アイテムとしてApple Watchを購入することにした。
スマートウォッチを使う2つの理由
筆者が今まで使用したことのあるスマートウォッチは、
・Nokia Steel HR
・Apple Watch Series 3
である。
ウォッチでないウェアラブルデバイスだと、
・JAWBONE UP24
を使用したことがある。
筆者は記録を残すのが好きなので、ウェアラブルデバイスを使ってバイタルデータを残すのはそれだけで楽しい。
また、スマホとの連携で諸々の通知をスマートウォッチで見られるのは、制作に夢中になってスマホを見忘れてしまう時や、現場作業でスマホを見る暇がない時にはかなり便利だ。
Apple Watch Series 3の発売日は、2017年9月である。
筆者は、つい2年前くらいまでもApple Watch Series 3を使用していた。かなり物持ちがいい。
しかしさすがに古い型なので、現行モデルより機能が少ないのとずっしり重いのが使いづらく、最近は使わなくなってしまった。
あるとき知人から、Apple Watchから警告を受けて病院に行き、早期発見できて手術につながった、という話を聞いた。
自分の生活が不摂生な自覚はあるので、スマートなデバイスでそこを補っていきたい。
そこで、新しいApple Watchを購入することにした。
Apple Watch Series 9を選んだ理由
他のメーカーでなくAppleにしたのは筆者がiPhoneユーザーで、iPhoneの「ヘルスケア」のアプリが気に入っているからだ。Apple Watchが一番「ヘルスケア」アプリの良さを引き出せるだろうと思った。
一時期はGarminのスマートウォッチが気になっていたが、Garmin製品はスポーツ上級者向けなのではないかという印象を受け、日常使いならApple Watchでいいかなという結論に至った。
Apple Watchの現行品は4種ある。
・Apple Watch Series 9
・Apple Watch Ultra 2
・Apple Watch SE
・Apple Watch Hermes
調べてみた感じ、
Series 9:最新機能が入ったもの
Ultra 2:屋外アクティビティー向け
SE:最低限の機能をおさえたもの
Hermes:Series 9にラグジュアリーさを足したもの
という印象だった。
最新機能に興味があり、屋外アクティビティーをやらない筆者は、Series 9を購入することにした。
筆者が以前使用していたApple Watch Series 3は、Hermesモデルのものだった。
革のベルトがお気に入りで、へたってしまったベルトを買い直したりもした。
現在Appleは革製品を取り扱っていないため、AppleでHermesモデルのApple Watchを購入しても革ではないベルト(ニット、ラバーなど)だ。
しかし、Hermesのサイトでは革ベルトのApple Watch Hermesを購入できる。
Apple規模の会社で革製品を扱うとサステナブルにするのは難しいが、Hermesの手作業な環境だとサステナブルに革製品を扱うことができるということらしい。
軽さ重視でモデルを選択、合計31.9gに
Hermesの革のベルトは単体でも購入可能だし、HermesモデルでないSeries 9にも装着可能なようなので、一旦Apple Storeではスポーツ用のベルトでApple Watchを購入して、後ほどHermesで革ベルトを購入することにした。
Series 3でずっしりと重かったのが嫌だったので、軽さ重視でモデル選択をした。
ケースは軽さ重視でアルミニウム、仕上げはシルバーを選択した。
サイズも軽さ重視で小さい方の41mmを選択。
筆者がiPhoneを持っていないことはほぼないので、Cellular なしのGPSモデルを選択。回線ありのCellular モデルにすると、重くなるしお値段が高くなる。
バンドは、スポーツ用途でラバーのものを選択。布のような素材のものだとスポーツで濡れた後に乾くのに時間がかかると聞いたので、ラバーのものにした。ラバーのものの中で通気性が良さそうだったのでNikeスポーツバンドを選択。カラーはカーゴカーキにした。
重量は合計31.9gになった。
以前着けていたものは52.8gだったので20gほど軽くできた。
ちなみに以前のものは、
・Apple Watch Series 3 42mm ステンレススチール Cellular
だったので、
軽さより機能を重視しており、比較すべきではない。
まあただ機能重視で重いのをつけてみて、軽さの方が大事って気付いたってことで……。
購入、そして開封へ!
この連載の記事
- 第318回 DTM勢がAIで作曲したら、AIの得意分野と苦手分野が見えてきた
- 第317回 ものづくり版コミケ「Makerフェア」2024年は面白かった。出展者の世代交代もなされているように見えた
- 第315回 0歳児、いつから保育園に? 女性の働き方、とことん考えてみました
- 第315回 推しの細胞がついた指輪を作ってもらった
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第313回 0歳児がいながら、働く。ベストなやり方は?
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- この連載の一覧へ