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ASCII Power Review 第41回

もちろんモンスター好きなジャイアンさんのレビューです!!

ROG Mothership GZ700GX 実機レビュー = 100万円のゲーミングノートは超爆速度なのか!?

2019年10月11日 10時00分更新

文● 写真 ジャイアン鈴木 + 編集● PowerReview軍団

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 パソコンには数多くの「スペック」が存在する。そのなかでも最も雄弁なスペックが「価格」だ。今回レビューするキーボード脱着式17.3型ゲーミングノートPC「ROG Mothership GZ700GX」(以下Mothership)は、税抜予想価格92万5800円、税込で軽く100万円をオーバーするマシン。

 デザインもスペックもパフォーマンスも当然「スーパー」なのだ。というわけで、選ばれし者だけが手にすることを許させるモンスターゲーミングノートPCの魅力に迫っていこう!

ASUS JAPAN「ROG Mothership GZ700GX」税別予想価格92万5800円

512GBのNVMe SSD×3台を
RAID 0構成で搭載!

 Mothershipに用意されているのは1モデルのみ。CPUは第9世代(Coffee Lake)の8コア16スレッド、2.40~5.00GHz動作の「Core i9-9980HK」、外部グラフィックスにはリアルタイムレイトレーシング対応NVIDIA製「NVIDIA GeForce RTX 2080」を採用。メモリーは64GB(DDR4-2666)を搭載している。ゴージャスなのがストレージ構成。512GBのNVMe SSD×3台がRAID 0構成で実装されている。大容量ゲームも高速に起動する転送速度を期待できそうだ。

 ディスプレーは17.3型のワイドTFTカラー液晶で、解像度は3840×2160ドット。テアリング、カクツキ、入力遅延を低減するNVIDIAの「G-SYNC」に対応しているが、ディスプレーのリフレッシュレートは60Hzに留まっている。輝度、色域、コントラスト比などは非公開だ。ただし、ディスプレーの表面処理は、eスポーツ大会やLANパーティーなどの会場で照明の映り込みを極力排除するために、アンチグレア(非光沢)仕様となっている。サウンド面もクアッドスピーカー(1W×4)を搭載するなど注力されているぞ。

17.3型ワイドTFTカラー液晶はアンチグレア(非光沢仕様)だが、4Kの解像感を維持するために凸凹加工は最低限にとどめているようだ

 通信機能は、有線LANが2.5GBASE-T、無線がIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 4.1。Wi-Fi 6対応の無線LANルーターと組み合わせれば、オンラインゲームの遅延も最低限に抑えられる。

 サイズ/重量はPC本体が410×320×33.5mm/約3.65kg、キーボードドックが410×284.9×9.45mm/約1.15kg。バッテリーはPC本体に6セル(設計容量90,007mWh)、キーボードドックに1セルが搭載されているが、バッテリー駆動時間は約4.8時間。ゲーミングノートPCとしては比較的バッテリー駆動時間が長いが、システムのフルパフォーマンスを発揮するためにはACアダプターの接続が必須であることは言うまでもない。

パッケージにはPC本体、キーボードドック、ACアダプター×2、電源ケーブル×2、USB Type-C to USB2.0 アダプター、製品マニュアル、製品保証書などが同梱されている

2 in 1 PCのように見えるが
ノートPCなので
タッチ操作には非対応

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