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スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典第112回

Razerが作った「ゲーム特化スマホ」はPC市場に次ぐ成功を得られるのか

2018年10月24日 12時00分更新

文● 山根康宏

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 ゲーミングデバイスメーカーとして絶大な人気を誇るRazer。3匹の蛇が絡まったTHS(トリプルヘッドスネーク)のロゴをまとったファッションウェアも展開するなど、独自のブランドを展開をしています。このRazerは2017年からスマートフォン市場に参入、新たに「ゲーミングスマートフォン」市場を作り上げました。PCに続きスマートフォンの世界でもRazerは人気となるのでしょうか?Razerのスマートフォンの動きを見てみましょう。

「For Gamers. By Gamers」ゲーマーのためのスマホが登場

 2005年に現CEOのMin-Liang Tan氏らが立ち上げたRazerは、その前身時代からゲーマーのための高精度なゲーミングデバイス(主にマウス)を展開し人気を誇りました。高度なゲームは指先のわずかな動きのずれで勝敗が一瞬で決まります。Razerはプロフェッショナルなゲーマーがこぞって使いたくなるような、高精度で反応性の良いキーボードやマウス、そしてマウスパッドやマイクなど様々なゲーミングデバイスを展開しています。

 緑色の「THSロゴ」のデザインはクールで、Razerがただのゲーム関連機器メーカーではないことをアピールしています。2015年からはマルチライティングシステム「Razer Chroma」を採用。キーボードのキートップやマウス・ヘッドフォンのロゴマークなどを1600万色から好みのパターで点滅させることができます。性能だけではなく見た目もカッコいい、これがRazer人気を高めているのです。

 ゲーミングPC周辺機器を手掛けていたRazerは2011年にノートPCを投入します。そして2013年にはポータブルゲーミングデバイスのコンセプトモデル「Razer Switchblade」を発表しました。本体サイズは172x115x25mmのノートPCスタイルで、ディスプレーはタッチパネル、キーボードはカスタマイズ可能な45個のキーが配置されていました。OSはWindows 7で、販売されればWindowsゲームを出先でもプレーできるポータブルゲーミングPCとなるはずだったのです。

スマホ代わりにもなったかもしれないRazer Switchblade

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