【日経225構成銘柄の公式サイトを調査】llms.txtの設置は9社(5.0%)、robots.txtでAIクローラーを名指ししているのは9社(4.9%)。AI検索用のボットを全面拒否した社は0社
株式会社Uravation
Uravationが2026年10月23日に225社のrobots.txtとllms.txtを同じ方法で1回ずつ取得して集計。9割以上は記載なし。AI検索時代の会社サイトで先に確かめる2点を整理


調査の概要(対象・取得・集計)
生成AIの研修・コンサルティング・開発を行う株式会社Uravation(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 傑)は、日経平均株価の構成銘柄225社の公式サイトについて、AIが読むためのサイト案内ファイル「llms.txt」の設置状況と、「robots.txt」でのAIクローラーの扱いを2026年10月23日に調査しました。llms.txtを置いているのは、応答のあった180社のうち9社(5.0%)でした。robots.txtでAIクローラーの名前を書いているのは、応答のあった184社のうち9社(4.9%)で、残りの175社(95.1%)には記載がありませんでした。ChatGPT・Claude・Perplexityの検索用のボットを全面拒否している社はありませんでした。社名ごとの結果は公表しません。
調査の概要
- 対象:日経平均株価の構成銘柄225社(日経平均プロフィル「構成銘柄一覧」の2026年10月23日更新分を同日に取得)
- 公式サイト:Wikidataの「公式ウェブサイト」の項目を銘柄コードで引き、無い社は社名で検索。複数ある社は日本語の会社サイトを優先して1社1サイトに決めました
- 取得したもの:各社の公式サイトの直下にある /robots.txt と /llms.txt
- 方法:2026年10月23日に、当社のプログラムで1社ずつ順番に、1ファイルにつき1回だけ取得(1.5秒の間隔)。当社の調査と分かるユーザーエージェント名を名乗り、ブラウザを装っていません
- 取得できなかった社:アクセス拒否・一時的な応答不能・接続不可・時間切れは「取得できず」とし、分母から外しました(robots.txtは41社、llms.txtは45社)
- 集計:llms.txtは、HTTP 200でテキストが返ったものを「設置あり」としました。robots.txtはUser-agentの群に分け、16種類のAIクローラー名(GPTBot、OAI-SearchBot、ChatGPT-User、ClaudeBot、Claude-SearchBot、Claude-User、PerplexityBot、Perplexity-User、Google-Extended、CCBot、Bytespider、Amazonbot、meta-externalagentなど)について「全面拒否(Disallow: /)」「一部拒否」「名指しで許可」「記載なし」に分けました
結果1:llms.txtを置いているのは9社(5.0%)

llms.txt を置いている社と、robots.txt で AI クローラーを名指しした社(2026年10月23日・当社調べ)
llms.txtに応答のあった180社のうち、設置していたのは9社(5.0%)でした。153社は404(ファイルなし)、18社は別のHTMLページが返りました。設置していた9社の業種(日経平均の業種分類)は、電気機器2社、情報通信2社、精密機器2社、自動車1社、小売業1社、サービス1社です。
結果2:robots.txtでAIクローラーに触れているのは9社(4.9%)

robots.txt に応答のあった184社の内訳(いちばん厳しい扱いで分類)
robots.txtに応答のあった184社のうち、テキストのrobots.txtが返ったのは102社(55.4%)で、82社(44.6%)はrobots.txt自体を置いていません(404が64社、別のHTMLページが18社)。
16種類のAIクローラー名のいずれかをrobots.txtに書いていたのは9社(4.9%)で、いちばん厳しい扱いで分けると、名指しで許可だけを書いた社が2社、一部拒否が3社、全面拒否が4社でした。残りの175社(95.1%)には、AIクローラーの名前が出てきません。名前の出てこないクローラーには「*」(すべてのクローラー)向けの規則が適用され、「*」を全面拒否している社は0社でした。
結果3:ボット別の扱い(応答のあった184社)
- 学習用:GPTBot(OpenAI)は全面拒否1社・名指しで許可4社。ClaudeBot(Anthropic)、Google-Extended(Google)、CCBot(Common Crawl)は各全面拒否1社・一部拒否1社
- AI検索用:OAI-SearchBot(ChatGPT検索)は一部拒否2社、Claude-SearchBot(Claude)とPerplexityBot(Perplexity)は一部拒否1社で、全面拒否はいずれも0社。利用者の操作で動くChatGPT-User・Claude-User・Perplexity-Userも全面拒否は0社
- そのほか:Bytespiderの全面拒否が3社、Amazonbotとmeta-externalagentが各2社でした
当社の読み方

AI検索攻略メディアの記事「llms.txtとは?役割・書き方・設置方法をわかりやすく解説」

AI検索攻略メディアより:llms.txt 実装チェックリスト
AI検索の回答に自社の情報を正しく引用してもらうには、まず、AI検索用のクローラーがサイトを読める状態である必要があります。今回の結果では、大企業の公式サイトの9割以上が既定の設定のまま読める状態でした。一方で、AIに向けて「このサイトは何者で、どのページを読めばよいか」を整えている社はまだ少数です。
当社が会社サイトで先に確かめることは2点です。1点目は、学習用のクローラーを止める場合でも、検索用のクローラー(OAI-SearchBot、Claude-SearchBot、PerplexityBot)まで止めていないかを確認すること。2点目は、会社の説明・サービス・料金・問い合わせ先が誰の質問にどのページで答えるのかを整理し、その結果をllms.txtに書くことです。
調査の限界

当社サイトの llms.txt(AI検索攻略の節)
- 取得できなかった社(robots.txtで41社、llms.txtで45社)の状況は分かりません。取得は各ファイル1回だけで、2026年10月23日時点の状態です
- 公式サイトは1社1つに決めており、別ドメインの製品サイトやサイト直下以外のllms.txtは対象外です。「全面拒否」はDisallow: /の有無で分けています
関連する当社のサービス・メディア

AI検索対策(AIEO)実装代行のページ
- AI検索対策(AIEO)実装代行:計測から受け皿ページの原稿・構造化・週次の計測まで当社が引き受けます https://uravation.com/aieo-daiko/
- AI検索攻略(LLMO対策・AIO対策の実務メディア):llms.txtの書き方やrobots.txtでのAIクローラーの扱いを無料で公開しています https://uravation.com/llmo/
代表コメント(佐藤 傑)
「AIクローラーを止めるか通すかの議論はよく聞きますが、大企業の公式サイトの9割以上は、まだどちらの判断もしていない状態でした。止めるなら検索用のクローラーまで止めていないかを確かめ、通すならAIが会社のことを誤解しない情報の置き方まで整えてほしいと考えています。llms.txtはその整理の結果を書く場所で、置くこと自体が目的ではありません」
会社概要
株式会社Uravationは、生成AIの研修・コンサルティング・開発を行うAIカンパニーです。
※ 「日経平均株価」は株式会社日本経済新聞社の知的財産です。本調査は公開されている構成銘柄一覧を対象の選定にのみ用いており、同社とは関係がありません。ChatGPTはOpenAI、ClaudeはAnthropic PBC、PerplexityはPerplexity AI, Inc.、GeminiおよびAI OverviewはGoogle LLCの商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社Uravation 広報担当
E-mail: suguru.sato@uravation.com
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