ゴムマリの業務AIエージェント、『予実管理』を提供開始
ゴムマリ
経営企画や経理がExcelで集計する予実の対比は、数式がずれても見た目が変わらず、確かめる手段がなければそのまま会議に上がります。この突き合わせと検算を、元データから毎月同じ基準で回します。
ゴムマリ株式会社(東京都、代表取締役: 村山悠太)は、予実管理業務を対象としたAIエージェント「予実管理AIエージェント」の提供を2026年10月31日より開始します。会計システムから出力した予算データと実績データを、部門・プロジェクトごとの粒度の違いをそろえて全件同じ基準で突き合わせ、集計した数字を元データから計算し直して確かめたうえで、乖離の大きい項目に要因仮説を添えた予実対比レポートと、判断がつかない乖離を根拠つきで示す要確認一覧をお返しします。既存の会計システムは変更不要で、導入は初期構築50万円から(期間4週間~)、以後は月額5万円からの運用で回し続けます。
▶ 詳しくは: https://gomumari.com/spot/yojitsu-kanri/
1. 予実管理に、なぜ「集計を疑わない」ことが前提になってしまうのか
予実管理は、部門・プロジェクトごとに集まる予算と実績のデータを突き合わせ、差異とその理由を会議に上げる業務です。部門やプロジェクトによって予算の粒度が違えば、データはそのままでは横に並べて比べられません。担当者は毎月、データを転記し、集計表の形にそろえ、Excelの数式で差異を計算して会議資料にまとめます。差異の理由を考える時間は、この転記と集計を終えてからでなければ取れません。この手順のなかで数式や参照の範囲がずれても表の見た目は変わらず、眺めているだけでは誤りに気づけません。
差異の要因を分析するには、正しく集計できていることが前提になります。ところが、その前提を確かめる手段を持たないまま集計を回していると、集計した数字がそのまま会議に上がっていきます。集計表の組み方を知っているのが作った担当者だけになると、どこで数字がずれたのかをたどることも難しくなります。集計の誤りによる見せかけの差異を追えば限られた検討の時間を失い、本物の差異を見落とせば手を打つのが遅れます。
2. どう動くか(予算・実績の突き合わせと、元データからの検算)
本エージェントは、次の4つの段階で予実管理を進めます。
- 受け取る: 会計システムから出力した予算データと実績データを受け取ります。部門・プロジェクトごとに予算の粒度が違っていても構いません
- 突き合わせる: 粒度の違うデータを、横断で比較できる共通の物差しへそろえたうえで、科目・部門単位で予算と実績を全件、同じ基準で突き合わせます
- 検算する: 集計した数字を、受け取った元データから計算し直し、一致することを確かめます。判断がつかない乖離は推測で埋めず「要確認」に送ります
- 出力する: 科目・部門単位の乖離額・乖離率と、乖離の大きい項目の要因仮説を載せた予実対比レポートと、要確認一覧(根拠つき)を出します。何をどう寄せて比較したかの突合基準も添えます

処理フロー概念図: 予算データ・実績データ→粒度を共通の物差しにそろえた突き合わせ→元データからの検算→予実対比レポート+要確認一覧
予算データと実績データは、貴社の普段の方法のまま(メール・共有フォルダ等)お送りいただきます。毎月の締めに合わせて、予実対比レポートと要確認一覧をお返しします。専用システムの導入も、操作の習得も不要です。
3. 導入後、予実の集計と会議の準備はこう変わる
構築に入る前に、初期構築の第1週で、お預かりした予算・実績の実データを使って「どこまで動くか」の範囲を確定させます。初期構築は、その範囲が翌月から回り続けている状態になってから終えます。
導入前: 部門・科目ごとに予算と実績のデータを集め、粒度をそろえて転記し、Excelの数式で差異を計算する。数式や参照の範囲がずれていないかを確かめる手段がないまま、集計結果を会議資料に反映します。
導入後: 初期構築で確定した範囲の突き合わせと検算はエージェントが行い、担当者の手元には、乖離の大きい項目に要因仮説を添えた予実対比レポートと、要確認一覧が届きます。担当者の仕事は、たとえば「実績の計上時期が予算の想定期間とずれています」「同一科目で部門間の乖離傾向が食い違っています」といった根拠つきの指摘を判断し、差異の理由を確かめることに移ります。
予実の集計では、次の3つが変わります。
- 転記と集計にかかる時間: データの転記・集計と、集計表の形をそろえる作業にかかっていた時間が、要確認の判断と差異の解釈に充てる時間になります。部門や科目が増えても、突き合わせは同じ基準のまま回ります。
- 数式のずれによるミス: 数式や参照の範囲のずれに気づく手段がなかった集計を、導入の初期に従来の集計と並行して結果を確かめたうえで、元データから毎回計算し直す検算つきの集計に置き換えられます。集計のずれが、そのまま会議資料に載りにくい構造になります
- 集計表の組み方の属人化: 作った担当者にしか分からなかった集計表の組み方が、何をどう寄せて比較したかを示す突合基準として、毎月の納品物に残ります
▶ 成果物で受け取る(専門業務AI-BPO): https://gomumari.com/spot/yojitsu-kanri/
▶ サービス詳細・導入の流れ: https://gomumari.com/service/agent/
4. 月次の管理資料の実装で検証してきた型
本エージェントは、毎月の会計などのデータから複数の月次の管理資料を作る仕組みを、企業の現場で組んできた経験が土台になっています。
その仕組みでは、計算をExcelの数式に残していません。毎月受け取るのは元のデータと換算のレート表だけで、資料の数字は毎回そこから計算し直し、元データと突き合わせて検算してから確定します。前月の表の数式がずれたまま引き継がれる、ということが起きない作りです。
検算の仕組みそのものが働いているかも確かめています。わざと誤りを混ぜたデータを流し、止まるべき箇所で止まるかを試す試験を設けたところ、検査が走らないまま「合格」と表示される経路が見つかり、塞ぎました。以後、仕組みを直すたびに、この試験を通しています。
予実管理は、部門・科目ごとに集まったデータを突き合わせ、集計した数字を人に渡す前に確かめるという点で、同じ構造を持つ業務です。私たちは、こうして検証してきた型を、予実管理に適用して提供します。
5. 代表者コメント
「Excelの数式は、ずれても表の見た目が変わらず、合計が出ていれば正しく見えます。予実の会議で差異を議論できるのは、その差異が集計の誤りでないと言えるときだけです。当社は月次の管理資料の実装で、計算を数式に残さず毎月の元データから計算し直す仕組みを組み、その検算が本当に働いているかを、わざと誤りを混ぜたデータで確かめてきました。経営企画や経理の担当者が、差異の理由を考えるところから会議の準備に入れる毎月を、仕組みとして残します。」(ゴムマリ株式会社 代表取締役 村山悠太)
6. 提供の形と今後の展開
ゴムマリは、お客様の現場に入り込みAIエージェントを作るFDEカンパニーとして、1つの業務を回すAIエージェントを、お客様の業務に合わせて作る「AIエージェント導入」を、初期構築と月額運用の形で提供しています。本リリースはその一つです。同じ予実管理は、データをお送りいただき成果物でお返しする専門業務AI-BPOの「予実管理レポート」としても、1回でも毎月でも承ります。どちらにするかは、お客様が選べます。経理・財務領域では月次決算チェックや売掛金管理など隣接業務の専門業務AI-BPOも用意しており、ラインナップは、実際の現場で鍛えた業務から順次追加していきます。
概要

※記載の価格・期間は配信時点のものです。価格・提供条件は改定される場合があります。最新の条件は当社Webサイト(サービス詳細ページ)をご確認ください。
ユースケース
- 部門・拠点が増え、Excelでの予実の突き合わせが手に負えなくなってきた経営企画・経理部門: 対象範囲が広がるたびに集計の手間が積み上がり、差異の解釈に割ける時間が減っていた現場の再点検として
- 予算編成・予実管理を専任でなく兼務で回しており、集計ミスに気づく余裕がない企業: 他の業務と兼務しながら集計している状態から、集計と検算の負荷だけを引き受けたい企業
- 過去に集計の数式崩れで誤った数字を会議に上げてしまった経験があり、検算の仕組みを持ちたい企業: 集計結果を信じるしかなかった状態から、検算つきの運用へ切り替えたい企業
会社概要

ゴムマリは、AIエージェントと働く会社を、つくる会社です。生成AIを作る力と、業務を分かる力を一つのチームにし、お客様の現場に入り込んでAIエージェントを作るFDEカンパニーです。
代表取締役の村山悠太は、ワークスアプリケーションズで大手企業向けERPの営業と導入コンサルティングを、外資系SaaS企業でアカウントエグゼクティブ、パートナー販売の立ち上げを担当。その後、AI学習用データを扱うAIスタートアップ2社でマーケティングと営業を担い、2社目では営業とマーケティングの責任者を務めました。生成AIの受託開発会社では中核メンバーとしてAIエージェント事業の企画と事業化を担い、2024年10月からは大手企業の現場に入り込み、課題の棚卸しから生成AIの実装までを一気通貫で進める手法を確立しました。2025年にゴムマリ株式会社を設立し、大手企業の現場でAIエージェントを要件定義から運用・改善まで手がけています。
本件に関するお問い合わせ
予実管理の現状(対象部門・拠点数、予算編成の頻度、現在の突き合わせの方法)を添えてお問い合わせいただくと、適合可否と進め方を具体的にご案内できます。
▶ お問い合わせフォーム: https://gomumari.com/contact/
ゴムマリ株式会社 広報担当
info@gomumari.com
▶ 成果物で受け取る(専門業務AI-BPO): https://gomumari.com/spot/yojitsu-kanri/
▶ サービス詳細: https://gomumari.com/service/agent/
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