このページの本文へ

先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第399回

膨らむAIへの投資、帳尻は合う?/脳容積の半分がヒト細胞になったマウス

2026年09月28日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

AI投資1兆ドルの帳尻は? 「生産性2.7倍が必要」と 経済学者たちは試算する

AIデータセンターへの投資が2027年までに1.1兆ドル近くに膨らむ一方、2026年のAI関連の総収益は1500億〜2000億ドル程度にとどまる見込みだ。投資の元を取るには生産性を2.7倍にする必要があるとの試算もあるが、経済統計はAIによる生産性向上をほとんど示していない。しかも借入による資金調達が進み、リスクは年金基金や生命保険にまで広がりつつある。

≫ 続きはこちら

スマートグラスが普及するインドで広がる「同意なき撮影」被害

スマートグラスはインドのウェアラブル市場で最も急成長しているデバイスの1つだが、カメラに見えないため、撮影される側は録画に気づけない。トランスジェンダーの権利を訴える抗議活動に参加していたトランスフェミニンの当事者が無断で撮影され、その動画は嘲笑的に編集されて数百万回再生された。警察も抗議者の撮影にメタのグラスを使っており、被害は個人間の「いたずら」にとどまらない。

≫ 続きはこちら

AIは人類を滅ぼすのか? 米国版編集部が読者の質問に答えた

AIは本当に人類を滅ぼすのか。MITテクノロジーレビュー[米国版]の購読者向けオンラインイベントには、この問いをめぐって30分では答えきれないほどの質問が集まった。米国版のAI担当編集者と記者が、絶滅リスクから規制の難しさまで、読者の疑問に答える。

≫ 続きはこちら

脳容積の半分がヒト細胞に、スタンフォード大が作った「異種皮質マウス」

脳容積のほぼ半分をヒトの細胞が占めるマウスを、スタンフォード大学の研究チームが作り出した。大脳皮質と海馬が発達しないよう遺伝子改変したマウスにヒトの脳オルガノイドを移植すると、ヒトの細胞が空いた空間を埋め、移植していない改変マウスより迷路試験の成績が良かったという。

≫ 続きはこちら

AIが生物兵器を生む日——6時間で毒性分子4万個の衝撃

AI企業のトップらが警告する人類終焉のシナリオの一つが、AIによる生物兵器の設計だ。実際、創薬用に開発されたAIは、6時間足らずで化学兵器に転用しうる分子を4万個生成してみせた。だが、現行の対策で十分だと考える科学者も少なくない。

≫ 続きはこちら

主張:「超知能」近づく? AI企業の誇大宣伝にだまされるな

この数カ月、AI企業は脆弱性発見の能力や数学上のブレークスルーを次々と誇示し、メディアもそれを大きく報じてきた。だが専門家が検証すると、ハッキング事件の本質はセキュリティ対策の不備であり、数学的成果も見かけほど新規性はなかった。「暴走したモデル」という表現は、企業の責任を製品に肩代わりさせているとティムニット・ゲブルとエミリー・M・ベンダーは主張する。

≫ 続きはこちら

陰謀論は国をどう動かしたか 「検閲産業複合体」説を 追った9カ月調査

政府や学者、テック企業が結託して保守派の言論を封じている——ネット右派の周縁部で生まれた「検閲産業複合体」という考えは、今や米国の最高権力にまで到達した。元国務省当局者を名乗る活動家マイク・ベンツがいかにこの説を広め、議会を、そして大統領を動かしたのか。10万件超の投稿と数十万ページの記録を分析した9カ月の調査を報告する。

≫ 続きはこちら

齋藤 諒:生物が持つ仕組みを人類の道具に変える遺伝子工学者

理化学研究所の齋藤 諒は、CRISPR-Cas9では届かない場面を埋める仕組みを自然界から探し出し、ゲノム編集の道具へと作り変えてきた。現在はAIで複雑な真核生物のゲノムを探る手法の確立に挑み、その先に生命現象そのものの制御を見据える。

≫ 続きはこちら

MITテクノロジーレビューからのお知らせ

eムック最新刊「犯罪とテクノロジー 共進化する手口と捜査」

人工知能(AI)を用いたオンライン詐欺の激化、暗号資産を悪用した不正取引、無人潜水艇による大規模な麻薬密輸など、最新技術の悪用は犯罪の巧妙化と深刻化を招いている。一方で、都市型監視カメラ網による迅速な捜査と過剰監視の懸念といった治安維持の功罪や、密猟阻止のためサイの角に放射性物質を注入する先進的な取り組みなど、テクノロジーを活用した新たな防衛・対抗策も進化を続けている。高度化する犯罪の現実と、テクノロジーを駆使して立ち向かう最前線をお届けする。

≫ 詳細はこちら

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所

MSIが変える、未来のクリエイターを育てる教育環境

アスキー・ビジネスセレクション

ピックアップ