このページの本文へ

先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第390回

賢いAIほど偏見を持つ、採用AIの落とし穴/米国でヒートポンプが売れ行き好調

2026年07月27日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

税額控除終了後も売れ行き好調、米国ヒートポンプ市場の底堅さ

真夏に暖房の話は気が引けるが、ヒートポンプの数字が面白いことになっている。米国では2025年末に最大2000ドルの税額控除が終了したのに、2026年に入っても販売は落ちていない。控除が終わって販売が急落したEVとは対照的だ。

≫ 続きはこちら

見るために、消す—— ローマン宇宙望遠鏡が挑む 太陽系の外の「木星」

NASAのナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡は、宇宙で初めて「アクティブ」コロナグラフを搭載する。恒星のまぶしい光を能動的に打ち消し、その隣にある系外惑星を直接撮影する装置だ。2枚の変形鏡が、水素原子の10分の1ほどの精度で光を消す。狙うのは、太陽系の木星によく似た成熟した惑星である。

≫ 続きはこちら

中年女性の不調はすべてホルモンのせい? 閉経周辺期の科学

中年期以降に起こる女性の体調不良は閉経周辺期のせいであり、ホルモン治療を受けるべきであるとする説がネット上で広まっている。だが、「不快なことをすべて閉経周辺期のせいにするのは、いかなる科学的根拠にも基づいていません」と専門家は言う。

≫ 続きはこちら

賢いAIほど偏見を持つ、採用シミュレーションが示した逆説

少ないデータから一般化する能力は、数学やコーディングでLLMが評価されてきた長所である。だが、プリンストン大学などの採用シミュレーション実験で、その能力が社会的な判断では偏見として働くことが示された。モデルは数回の結果を見ただけで架空の民族集団を特定の職種に振り分け、その傾向は人間より約65%強い。しかも推論能力の高いモデルほど、偏りは大きかった。

≫ 続きはこちら

気象観測所が狙われ始めた——予測市場とAIが生む新しいリスク

誰かが多数の気象観測所の数値を、それぞれ単独では気づかれない程度に、遠隔で少しずつ操作したらどうなるか。パリの空港では実際に気温が改ざんされ、予測市場で2万ドルが動いた。予測がAIへ移行し、観測データへの依存が高まるほど、この種の攻撃は見つけにくくなる可能性がある。

≫ 続きはこちら

野入亮人:シリコン量子ビットで大規模化の壁に挑む研究者

理化学研究所の野入亮人は、シリコン中の電子スピンを用いた半導体量子コンピューターの研究者だ。開発競争が熱を帯びる中、世界初の実用的な制御精度を実証し、次の難題である大規模化への道筋を探っている。

≫ 続きはこちら

AIの守りはAIの攻撃で鍛える、オープンAIが「LLMハッカー」を開発

オープンAIは、他のLLMを攻撃する「超高度ハッカー」GPT-Redを開発した。攻撃役のAIと防御役のAIを何度も戦わせる訓練を通じて、GPT-5.6は同社史上最も堅牢なモデルになったという。

≫ 続きはこちら

汚染源を収益源へ カリフォルニア酪農が頼る 「ミミズの力」は本物か

米カリフォルニア州の酪農場で、数十万匹のミミズが牛のふん尿を浄化している。企業が設備費を負担し、農家は浄化水を得て、削減量は炭素クレジットとして売られる仕組みだが、メタン削減効果をめぐる研究結果は割れており、クレジットの正当性を疑う声もある。ミミズは本当に気候を救うのか。

≫ 続きはこちら

MITテクノロジーレビューからのお知らせ

締切間近!「Innovators Under 35 Japan」2026年度候補者募集!

来れ、世界を変える若きイノベーター—— 。かつてオープンAIの創業者やテスラのCTOも受賞したグローバル・アワード「Innovators Under 35」の日本版候補者の募集が今年も始まりました。公式サイトから、候補者本人による応募および第三者による情報提供を受け付け中。

我こそはという候補者の方、ぜひご応募ください。

≫ 詳細はこちら

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所

MSIが変える、未来のクリエイターを育てる教育環境

アスキー・ビジネスセレクション

ピックアップ