ロジテックINAソリューションズは9月10日、法人向け本人認証端末「顔認証コネクトデバイス V2(LTC-FPT50/IPV2)」の受注生産を9月より開始すると発表しただ。価格はオープン価格で、購入は同社への問い合わせや法人向け導入相談を通じて進める形だ。勤怠管理と入退室管理を“誰が行ったか”という本人認証から見直し、代理打刻やカード貸し借り、照合作業などの見えない運用コストを減らす狙いだ。
「顔認証コネクトデバイス V2」は、顔認証、掌認証、ICカード認証、QR認証、パスコード認証に対応する上位モデル。従来機から認証性能と記憶領域を高め、新たにQR認証を追加したうえ、4名までの同時顔認証にも対応するという。顔認証は実測0.10秒、掌認証は実測0.14秒の高速認証をうたい、出退勤が集中する時間帯でも待ち時間の短縮が見込める構成だ。
活用範囲は広く、勤怠打刻だけでなく、電気錠や電磁ロックと連携した入退室制御にも使える設計となっている。オフィス、工場、倉庫、サーバールームなど、セキュリティ要件の異なる現場で導入しやすい。統合管理ソフトウェアと組み合わせることで、勤怠管理と入退室管理の記録を一元化し、ICカードの発行・回収・停止・再発行や、複数拠点のアクセス権管理といった業務負荷の軽減も狙える。
運用面では、既存の勤怠管理システムを活かしながら本人認証だけを強化できる点が特徴だ。アマノ、OBC、クロノス、勤次郎、ヒューマンテクノロジーズ、NECなどの勤怠管理システムとの連携例が挙げられており、システム刷新を伴わず段階的に導入しやすい。さらに、デバイス情報はAES暗号化で保護し、IP66準拠の防塵・防水性能、有線LAN、無線LAN、PoE+にも対応するなど、設置環境への柔軟性も備える。
統合管理ソフトウェアでは標準で200台、個別対応で201台以上の多台数管理に対応し、複数拠点を持つ企業でも運用しやすい。ロジテックINAソリューションズは、導入前の相談から運用開始後の支援まで提供するとしており、既存扉への設置可否や、ICカードから顔認証への段階移行といった実務上の検討にも応じる構えだ。製品型番はLTC-FPT50/IPV2、標準価格はオープン価格、受注開始は9月。
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