先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第381回
中国はショートドラマをAIで1日470本作る/テスラのEVトラックがついに量産
2026年05月25日 09時30分更新
世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
1日470本、制作費9割減 ——中国は生成AIで 世界のドラマ工場になる
中国のショートドラマ市場は2024年に映画興行収入を初めて上回り、世界市場は2025年に110億ドル規模に達する見込みだ。その成長を支えるのが生成AIによる大量生産体制だ。1日470本、制作費9割減——脚本家や撮影クルーが消え、「コンテンツマシン」が回り始めている。
テスラの電動大型トラック、10年越しの量産開始 転換点になるか
テスラが2017年に発表した電動セミトラック「Tesla Semi」がついに量産を開始した。370台・1億ドル超の大口受注も確定し、プロジェクトに商業的な勢いが生まれている。価格はディーゼル車を大幅に上回るが、同等の電動トラックと比べれば格安だ。トラック業界の電動化に向けた転換点となるか。
訴えは遅すぎた——マスク対アルトマン裁判、あっけない幕切れ
3週間にわたる証言、「間抜け野郎」トロフィー、法廷外の抗議者——注目されたマスク対アルトマン裁判は5月18日、あっけない結末を迎えた。陪審員団は全員一致で、マスクの提訴は時機を逸していたと判定した。激しい攻防は、実質的な判断なしに終わった。
結局、どっちが嘘つき? マスク対アルトマン 最終週で激しい応酬
マスク対オープンAI裁判の最終週、法廷の焦点はアルトマンCEOとマスク、どちらが信頼できるかという点に絞られた。オープンAI側はマスクをAGI支配を狙う権力志向の人物として描き、マスク側はアルトマンCEOの虚言癖と利益相反を追及した。陪審員は評議を開始し、判決が近づいている。
鉄鋼脱炭素のスタートアップが方針転換、重要金属の生産へ注力
鉄鋼生産のグリーン化に取り組むスタートアップ、ボストン・メタルが7500万ドルを調達し、ニオブやタンタルといった重要金属の生産に本格参入することが、MITテクノロジーレビューの独自取材で明らかになった。産業脱炭素化支援が弱まる米国で、鉄鋼脱炭素を掲げてきた同社が生き残りをかけた転換に踏み切った。
グーグルI/O 2026開幕、注目すべき3つのポイント
グーグルの年次開発者会議「I/O」が今年も始まった。同社は最も重要な分野でライバルたちに後れを取っているが、果たして追いつくことはできるのか。
HIV、結核、マラリア——WHO報告書が示す「目標未達」の現実
世界保健機関(WHO)が5月13日に発行した世界保健統計2026年版は、厳しい現実を突きつけた。HIV新規感染者は年間130万人、結核感染者は1070万人、マラリア感染率は8.5%増加。2030年までの目標達成に向けて「いかなるWHO地域も軌道に乗っていない」と報告書は結論づけている。
本誌の編集フェローが最近ハマっていること(ショートコラム)
MITテクノロジーレビュー[米国版]の編集フェローであるミシェル・キムは最近、韓国のバーチャルアイドルグループに夢中になっている。
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