このページの本文へ

5分で読める、アスキー宇宙ニュース 第5回

12月19日には、地球から2億7000万キロまで接近する見込み

NASAが新画像を公開、彗星「3I/ATLAS」が青く輝きながら太陽系を横断中

2025年12月11日 19時00分更新

文● 貝塚/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

NASAがハッブル宇宙望遠鏡を使って撮影した恒星間彗星「3I/ATLAS」

NASAが「3I/ATLAS」の新画像を公開

 NASAは、ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で撮影した恒星間彗星「3I/ATLAS」の最新画像を公開した。青く輝く彗星が、尾を引きながら宇宙を移動する姿が鮮明に捉えられている。

恒星間天体「3I/ATLAS」とは?

 3I/ATLASは、人類が観測した中でわずか3例目となる「恒星間天体」だ。太陽系の外から飛来した天体であり、過去に確認された恒星間天体は、2017年のオウムアムア、2019年のボリソフ彗星の2例のみ。太陽系外の環境を反映した物質を含む可能性があり、その解析は天文学的にも大きな意味を持つ。

 今回公開された画像は、11月30日にハッブルが観測した際のもの。このとき彗星は地球からおよそ1億7800万マイル(およそ2億8600万キロ)離れており、ハッブルは空を横切る彗星を追跡しながら撮影した(このため、背景の星は線状の光の軌跡として写っている)。

12月19日には、地球へ最接近する見込み

 なお3I/ATLASは、12月19日に地球に最接近する見込みだ。最接近距離はおよそ1億7000万マイル(およそ2億7000万キロ)と予測され、2019年のボリソフ彗星以来となる恒星間彗星の接近として、世界中の天文コミュニティーが高い関心を寄せている。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  5. 5位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  6. 6位

    デジタル

    東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

  7. 7位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  8. 8位

    TECH

    パンや酒、チョコづくりにも関わる微生物「酵母」の進化を追求

  9. 9位

    デジタル

    IoTデバイスをサイバー攻撃から守る IoT向けゼロトラストの“3つのアプローチ”

  10. 10位

    ITトピック

    6割超の企業で「セキュリティは取引条件」 SCS対応も進む/パワハラと指導の違い、あなたの基準は?/AIへの危機感か 転職希望のIT人材が増加、ほか

集計期間:
2026年07月22日~2026年07月28日
  • 角川アスキー総合研究所