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Green Carbon株式会社は、フィリピン国家灌漑庁(NIA)とMOUを締結、AWD(間断灌漑)によるカーボンクレジット創出に向けた実証を開始

PR TIMES

グリーンカーボン
メタン排出削減と農家の新たな収益機会の創出を目指し、2地域で実証を開始

国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下「Green Carbon」)は、フィリピン国家灌漑庁(National Irrigation Administration(以下「NIA」)、長官:エディ・G・ギレン)とMOUを6月24日に締結し、フィリピン国内でのAWD(間断灌漑)(※1)に基づくカーボンクレジット創出のパイロットプロジェクトを開始いたしました。
本取り組みでは、気候に配慮した灌漑手法であるAWDを導入し、水田由来のメタン排出削減とカーボンクレジット創出の実証を行います。また、農家の新たな収益機会の創出と持続可能な農業の実現を目指すとともに、将来的にはフィリピン全土への展開を見据えています。



○本リリース及び詳細に関するお問い合わせはこちら
https://green-carbon.co.jp/contact/

○Green Carbon株式会社会社概要のダウンロードはこちら
https://green-carbon.co.jp/download-form/

◆フィリピン国家灌漑庁(NIA)について

フィリピン国家灌漑庁(National Irrigation Administration:NIA)は、1963年に設立された政府系機関であり、フィリピン全土における国家灌漑システムの建設、運営および維持管理を担っています。統合的な灌漑プロジェクトを通じて、水資源の効率的かつ持続可能な利用を推進し、フィリピン農業の生産性向上を支える重要な役割を果たしています。
また、全国に17の地方地域事務所(Regional Offices)、51の灌漑管理事務所(Irrigation Management Offices:IMOs)および複数の地区事務所(Irrigation System Offices)を配置し、各地域・州における灌漑施設の整備・運営を行っています。こうした全国規模のネットワークを有するNIAとの連携により、Green Carbonは実証プロジェクトを通じて得られた知見を、将来的にフィリピン国内の広範な灌漑水田へ展開していくことを目指しています。

◆MOUの締結背景

Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど幅広い分野でプロジェクトを展開しています。各地域の自然資源の特性に適したカーボンクレジット創出プロジェクトの開発を行うとともに、衛星データを活用した適地選定やモニタリングにより、効率的かつ透明性の高いプロジェクト運営を実現しています。
特にフィリピンでは、AWD(間断灌漑)技術を活用した稲作からのメタン排出削減に注力しています。2024年6月に現地法人(Verde Carbon Capture Inc.)を設立して以来、大学や現地政府とのパートナーシップを構築し、現在19地域でAWDの展開および関連プロジェクトを推進しています。
フィリピン国内でAWDを社会実装し、さらなる普及・拡大を進めるためには、全国規模で灌漑施設を管理するNIAとの連携が不可欠です。こうした全国規模のネットワークを有するNIAとの連携により、Green Carbonは実証プロジェクトを通じて得られた知見を、将来的にフィリピン国内の広範な灌漑水田へ展開していくことを目指しています。このような背景のもと、2026年6月24日にNIAとMOUを締結しました。

◆MOU締結および実証プロジェクトの概要

本取り組みでは、AWDが稲作からの温室効果ガス排出を削減するとともに、カーボンクレジットを通じて農家に新たな収入機会を創出できることを実証します。
フィリピン国家灌漑庁は、Green CarbonによるAWDプロジェクトの推進に向け、対象地域の農家への紹介・参加促進や関係機関との連携・協力要請を担います。一方、Green Carbonは、フィリピン国内の研究機関および大学と連携し、水田からのメタン排出量の測定や必要なデータの収集・解析を実施します。
MOUを締結した対象地域は、ボホール州のBayongan Irrigation Systemおよびヌエバ・ビスカヤ州のColocol Integrated National Irrigation Systemの2地域です。
Colocol Integrated National Irrigation System が位置するヌエバ・ビスカヤ州は、ルソン島北部の主要な米どころの一つです。一方、Bayongan Irrigation Systemが位置するボホール州は、ビサヤ地方を代表する稲作地域であり、大規模な灌漑施設を有しています。異なる気候・地理条件を有する2地域で実証を行うことで、多様な環境下におけるAWD導入効果を検証してまいります。

◯対象地域

◆今後の展望

今回のMOU締結を契機に、Green Carbonはフィリピン国家灌漑庁との連携のもと、2つの主要灌漑地域においてAWD導入の実証を進め、メタン排出削減を通じた持続可能な農業の発展に貢献してまいります。
また、本実証で得られた知見を基に、フィリピン国家灌漑庁が管轄する全国の灌漑水田への展開を目指すとともに、AWDを活用した農業由来カーボンクレジット創出の拡大を推進し、フィリピンの脱炭素化と持続可能な農業の実現に貢献してまいります。
※1:AWD (Alternate Wetting and Drying)
間断灌漑(AWD)は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与
◆Green Carbon 株式会社
代表者   :代表取締役 大北 潤
所在地   :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
設立    :2019年12月 12日
事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL    : https://green-carbon.co.jp/

◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫で支援するクライメートテック企業です。加えて、植物・微生物の研究開発事業、ESG/排出枠コンサルティング事業、各種環境関連事業も展開しています。

事業は日本および東南アジアを中心に10カ国以上で展開しており、水田(中干し・AWD)、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、家畜排せつ物処理、畜産由来メタン削減など、多様な自然由来プロジェクトを推進しています。国内の水田(中干し)においては、2023年度に日本初・最大規模となる約6,220tのクレジットを創出。2024年度は約40,000ha(約65,000t)、2025年度は約65,000ha(約65,000t)、2026年度には約90,000ha(約95,000t)まで拡大を予定しています。また、酪農分野では日本初となるJ-クレジットのプログラム型登録を実施し、2026年度に6,749tを創出。

海外においては、東南アジアを中心に大規模なプロジェクト組成とクレジット創出を推進しており、フィリピンではJCM(二国間クレジット制度)を活用した投資プロジェクトが完売。さらに、ベトナムやカンボジアにおいても、JCM方法論の承認に向けて州・自治体・政府と連携を進めています。また、クレジットの申請・登録・販売までをワンストップで完結するプラットフォーム「Agreen(アグリーン)」を提供し、煩雑な手続きや書類作成を効率化。創出者の負担軽減とスケーラブルな事業推進を実現しています。加えて、環境価値付き農産物(環境配慮米)の流通、研究開発、ESG・排出枠コンサルティングも手がけ、自然資本を軸とした脱炭素の実現に貢献しています。


◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
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