6月23日に、画像生成AIのオープンモデル「Krea 2」が公開されました。画像AIを中心にクラウドAIサービスを展開しているKreaが独自開発したモデルです。その特徴として、実写系からアニメ系まで幅広い画像の生成を可能にしています。その出力品質も現在人気のあるモデルと比べてもかなり高いという印象です。ローカルPC環境で動く最高品質のモデルとして、リリース直後から高い注目を集めました。文章によるプロンプト解釈力も高く、それを利用したワークフローを開発して、Krea 2の可能性を探ってみました。
品質は高く、なんでも出せる
Krea 2で画像を出力して驚くのは、その品質の高さと、表現できる絵柄のバリエーションの豊富さです。実写系からアニメ系まで、非常に幅広い画風を表現できます。しかも、非常にクリアな画質で、細部まできちんと描かれた状態で出力される傾向があります。
筆者の体感として、ローカルPCで出力できる画像生成AIでは、実写に強い「Z-Image Turbo」やアニメに強い「Anima」などがありますが、それらと比較しても突出して性能が高いと感じられます。何より強く感じられるのが画風の安定性です。また、生成時間も速く、NVIDIA RTX 4090の搭載PCで、1280x1280が筆者の環境では1枚あたり15~30秒というところでした。
作例は、同じプロンプトで、実写風(左)、日本のアニメ風(右)と指定して生成したものです。ゲストキャラの田中さんをイメージしたものの、Krea 2にはキャラの一貫性を維持する仕組みがないため、人物としてはあまり似ていません。とはいえ、両方の画風を高品質に出力できています。いずれの画像も、後述のKrea2 StyleBridge for ComfyUIで作成したものです。
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