このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ゆるっと知見を深める楽しい会「TECH.ASCII ゆるっとナイト」 第20回

楽しくて美味しい、全部入りの「ゆるっとナイト」第6回をレポート

最強の防御力と最高の使い勝手、ウチの会社で欲しいのは? ゆるーくセキュリティのホンネが聞ける交流会再び

2026年07月06日 09時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 こんなにセキュリティのホンネが聞けても良いの? ―― と心配となる「ゆるっとナイト」のセキュリティ回が帰ってきました。

 ゆるっとナイトは、TECH.ASCIIが情シスやエンジニアにお届けする交流イベント。2026年6月25日に開催された第6回のテーマは「セキュリティの理想と現実」でした。

 情シスの皆さんにとってセキュリティは、後回しにしがちだけど疎かにできない、参考にできる事例は少ないし気軽に相談もできない、そんなやっかいな仕事じゃないでしょうか。

 ですが、本イベントは一味違います。ゆるーい雰囲気に乗じて、ゲスト登壇者からホンネを引き出し、肩の力を抜いて情報交換もできます。ASCII編集部にセキュリティ関係者が集った、当日の様子をレポートします。

ホンネの話、ウチの会社に欲しい“セキュリティ”

 ゆるっとナイトは、単なる交流会ではありません。毎回、テーマに合わせたゲスト登壇者を迎え、現場のリアルを語ってもらいます。

 今回協力いただいたのは、デルソーレの松田幸治さんとGOの小林美絵さんです。

 デルソーレの松田さんは、同イベント2回目の登壇。日本に冷凍ピザを広めた“ピザのパイオニア”であるデルソーレにて情シスの責任者を務めています。

デルソーレ 管理ユニット 情報システムチーム マネージャー 松田幸治さん

 一方の小林さんは、「移動で人を幸せに。」をミッションにモビリティサービスを提供するGOの情シスに所属。今回のテーマであるセキュリティの最前線で戦う一人です。

GO IT戦略本部 IT戦略部 セキュリティグループ 小林美絵さん

 この2名に、角川アスキー総合研究所の情シスである執行も加えた3名で実施したのは、すっかり恒例の企画「情シスのホンネ」です。

角川アスキー総合研究所 管理本部 データ活用推進部 インフラ管理課 執行晃徳

司会は左からASCII編集部つばさ、TECH.ASCII編集長の大谷、取締役吉川といういつメンです

 情シスのホンネとは、3名の情シスに「2つの選択肢」を提示。どちらが多数派になるかを参加者に当ててもらう、ぶっちゃけありのトークセッションです。より多く当てた参加者は、「美味しい食べ物」もしくは「福引チケット」をゲットできます。

 最初のお題は「今ウチの会社に欲しいセキュリティ」。選択肢は「とにかく“鉄壁の防御”」「誰にも文句を言われない“最高の使い勝手”」です。正直どちらも欲しい2択ですが、参加者の多くが「最高の使い勝手」を予想しました。

最初から予想が偏りました

 ゲスト登壇者のホンネは……「最高の使い勝手」が多数派に!GOの小林さんは、「防御力重視で選ぶと『スゴい製品を導入して終わり』になってしまいます。システムは保守・運用に乗せてこそ意味がある」とコメント。その上で、「現場のセキュリティも当然大事にしつつ、従業員のUX(ユーザー体験)を損なわない、みんなが幸せに使い続けられる製品こそが理想」とのことです。

 一方の「鉄壁の防御」派のデルソーレ松田さんは、「こっちを選べば、経営陣に対しても安心」と何とも会社員らしい理由でした。

 次のお題は「入替え時に欲しくなるのは?」。「今の製品の“イライラ”から解放してくれるやつ!」「スゴそうな新機能があるやつ!」の2択です。今度は、もっと予想が偏り「イライラから解放してくれるやつ」が大半でした。

 結果は……参加者も納得の「イライラから解放してくれるやつ」でゲスト情シスも満場一致。小林さんは、「お題はリプレースなのでそもそも不満があるはず」となるほどな答えで、執行も同意見でした。ベンダーの皆さん、やはり提案時は“イライラしているポイント”を聞き出して、そこを攻めるのが良さそうですよ。

実は満場一致は珍しかったりします

 最後は、製品ではなく「話をしたいベンダーやSIerの担当者」というお題。選択肢は「トレンドを教えてくれる“トレンド型”」「ヤバい!って時、最後まで逃げない“仲間型”」で、今回も予想は仲間型に偏りました。

皆さん逃げられた苦い思い出があるのでしょうか…?

 一方、トレンド型を選んだ参加者からは、「『自分が最後まで逃げなければ
いい』
ので、情報を沢山欲しい」という男前なコメントも飛び出て、歓声が上がる一幕もありました。

このコメントが何だかんだ一番盛り上がった場面でした

 そして、ゲスト情シスの結果も「トレンド型」という波乱の結果に!「やっぱり情報が欲しい」と語った松田さんと「私も逃げさせてもらえない」と参加者に同調した執行が多数派となりました。

 小林さんは「仲間型」で、「運用に乗る前の構築が大事だと思っていますが、最近の製品は難しい。なので伴走してくれる仲間になってくれると嬉しいです」と語っています。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所