「Interop Tokyo 2026」アスキー全力特集! 第46回
運用負荷の高いパスワードや電子証明書の認証にサヨナラ
社内Wi-Fiの認証にSIMが使える! フルMVNO基盤を抱えるミソラコネクトならではの新提案
2026年07月02日 07時00分更新
Interop Tokyo 2026でSIMカードを社内Wi-Fiの認証に利用できるサービスをアピールしていたのがミソラコネクト。管理の面倒なパスワードや電子証明書なしで、無線LANの認証を行なえるサービスと言うことで、注目度も高かった。
パスワードと電子証明書に変わるセキュアで運用フリーなSIM認証
ミソラコネクトは、ソラコムと丸紅I-DIGIOホールディングスが出資する合弁会社。同社のフルMVNO基盤との連携で提供されるのが、SIMをWi-Fiの認証に用いる企業向けのソリューションだ。
現在、Wi-Fiの認証はパスワードと電子証明書がメイン。しかし、パスワードは漏えいのリスクがあるほか、パスワードの配布や失効作業に手間がかかる。電子証明書はパスワードに比べるとセキュアだが、こちらも証明書のインストールや失効処理が発生する。
これに対してミソラコネクトのSIM認証であれば、パスワード入力や証明書のインストールは不要。端末にSIMを搭載すれば、社内のWi-Fiに自動接続できる。物理SIMのみならず、eSIMも利用可能。1枚のカードでオフィスのさまざまなネットワークに接続可能なメリットだ。
仕組みとしては、SIM入り端末でSSIDを選択し、アクセスポイントに接続要求すると、RADIUSサーバー経由で認証基盤に問い合わせ。SIM内の認証情報を元にチャレンジ&レスポンス認証を実施。成功すると、Wi-Fiの接続が完了するという仕組みだ。SIM固有の認証情報を利用するためセキュアな通信が可能で、SIMの解約や回収でアクセスを即時遮断できる。既存のアクセスポイントにミソラコネクトの認証設備の設定を登録すればOKだという。
SIMをWi-Fi認証に利用するためには、自らSIMを発行する必要があるため、フルMVNO基盤を抱える事業者ならではのサービスと言える。サービスは年内に提供予定で、現在は事前検証に参加するパートナーを募集しているという。
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