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連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第237回

VMware利用企業、8割近くが「他環境へ移行検討・実施」/データセンター電力消費が1年で26%増加、AI競争で「電力確保」重要課題に、ほか

データセンター電力消費が1年で26%増加、AI競争で「電力確保」が重要課題に/「AI登場で仕事に求められるスキルが変わった」が7割

2026年06月15日 08時00分更新

文● 末岡洋子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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[データセンター][電力] 20926年の世界データセンター電力消費は前年比26%の増加、来年にはAIサーバーが従来型サーバーを上回る(ガートナージャパン、6月11日)
・世界のデータセンター電力消費、2026年は565テラワット時(前年比26%増)に到達
・AI最適化サーバーが電力消費全体の3割を占め、来年には従来型サーバーを上回る見通し
・グローバルなAI競争では「データセンターの電力確保」が新たな主戦場に

 計算負荷の高いAIワークロードの急増が、データセンターの電力消費を押し上げている。2026年の565TWh(予測)から、2030年には1200TWh超まで伸びる見込み。その結果、送電網からの電力供給が追いつかなくなることも予測されている。ガートナーでは、AIのキャパシティは電力供給能力によって制約されるため、グローバルなAI競争においては「データセンターの電力確保」が新たな主戦場になると指摘。一方、日本国内では、送電設備の整備が需要に追いついておらず、それがデータセンター建設にも影響を与えていると分析している。

 ⇒ 最近の「Claude Mythos」への注目など、AIに関する話題は最新のモデルやアプリケーションに集中しがちですが、現実に活用していくためには「電力」が不可欠であり、今後は大きなボトルネックになりかねないという分析です。

世界のデータセンター電力消費予測(2025~2027年)(出典:ガートナー)

日本のデータセンター電力消費予測(2025~2027年)(出典:ガートナー)

[仕事][AI] 7割以上が「AIの登場で仕事に求められるスキルが変わった」 世界14カ国調査(ボストン コンサルティング グループ、6月10日)
・世界14カ国調査、「AIによって自身の職務に求められるスキルが変わった」が7割超
・「AIへの指示/管理を担う役割へ業務の重心が移った」が約半数
・AI活用で「週1営業日以上の時間を創出」が約4割、ただし“浮いた時間”の使い方に苦慮

 日本を含む14カ国/地域の約1.2万人を対象とした、職場におけるAI活用の意識調査より。「AIによって自身の職務に求められるスキルが変わった」という回答者は72%に達し、具体的には「AIへの指示や管理を担う役割へと業務の重心が移った」という回答が47%を占めた。「業務フローにAIエージェントが組み込まれている」は30%と、前年の13%から2倍以上に増加し、61%の回答者は「3年以内にAIエージェントが業務の半分以上を担う」と予測する。ただし、約半数(52%)が「AIエージェントについて十分に理解していない」とも答えている。

 ⇒ AIの業務活用のために「業務プロセスの再設計」や「ビジネスモデル創出」を進めている企業の従業員は「事業成果向上の実感」が24ポイント高いなど、組織的な業務の再設計に着手している企業ほど効果が得やすい傾向が見られます。ただし、まだ「AIで時間ができたが、何に使うべきか分からない」が66%を占めており、多くの企業で業務再設計が追いついていない現状もうかがえます。

7割超の回答者が「AI活用で仕事に求められるスキルが変化した」(出典:ボストン コンサルティング グループ)

AI活用で67%が「仕事の満足度向上」を実感する一方、迅速な判断などの「認知的負荷」(いわゆる“AI疲れ”)も41%が感じている(出典:ボストン コンサルティング グループ)

AIエージェントが「業務フローに組み込まれている」とした回答者は昨年比で倍増している(出典:ボストン コンサルティング グループ)

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